クリスマスの休日の間、キリスト降誕シーンの赤ん坊のイエス様の地味な誕生は、多くの協会や家庭で中心となるものです。
切手のアートは、夜明けの空を背景とした平安でそれいてパワフルな聖家族のシルエットが特徴です。赤ん坊のイエス様は絵の中心の藁が敷かれたかいば桶におり、マリアは右側でひざまづき、ヨセフは左に立ちランタンを持っています。明るい星がシーンを照らしています。。
ルカの福音書は、マリアとヨセフがどのようにしてベツレヘムへ旅し、ローマ帝国によって定められた国勢調査に登録したかを示しています。福音書はこう書いています:「そして彼女は最初の息子を産み、彼らには部屋がなかったため、赤ん坊を布で包み、かいば桶に入れた。」
そのシンプルな説明は、少なくとも4世紀以来、芸術家のインスピレーションとなっていました。1223年、アッシジの聖フランチェスコは、最初のクレチェ(créche)を創造したと信じられています。「かいば桶(manger、crib)」という古いフランス語の言葉から生まれたクレチェは、キリスト降誕シーンの意味するようになりました。それ以来、クレチェは、聖家族だけのシンプルな設定から、羊飼い、三人の賢者、動物、天使、ベツレヘムの星などを含む精細で実物大のパノラマまで、様々なスタイルで実現されています。その伝統が世界の他の地域に広まったとき、クレチェは現地の文化を反映し、例えば、ケニアの象、ナバホ族のスカンク、またはペルーのラマなど、芸術家に馴染深い動物に囲まれたネイティブの衣装で描かれました。
アートディレクターのGred Breedingは、Nancy Stahlのオリジナルアートで切手をデザインしました。
キリスト降誕はForever ®切手の20枚の小冊子として発売されました。このForever ®切手は、常にFirst Class Mail®1オンス分の価値があります。
発行日:
2016年11月3日
アートディレクター/デザイナー:
Greg Breeding、Nancy Stahl