4歳の息子が夢中!恐竜大河絵本シリーズ
★★★★★
さまざまな冒険と戦いをのりこえて緑あふれる新天地に着いたトリケラトプスたち。リトルホーンは勇気ある子供トリケラトプスになり、妹のミニホーンも生まれての、新シリーズです。
海に遊びにいったリトルホーンたちは、プテラノドンの群れを見る。そのうち、プテラノドンの卵を、小さないたずら恐竜のオビラプトルが盗んでしまって・・・。プテラノドンのお母さんに卵をとったと誤解されて総攻撃を受けるトリケラトプスたち。割とこの巻はリアルよりもお笑い的要素が入っており、怒り狂ったプテラノドンは、海に逃げたトリケラトプスたちを「食べてしまえ」と獰猛な海の恐竜たちに言いつける。海からあわてて逃げてきたトリケラトプスたちに、今度はプテラノドンが空から石やサザエ、タコ、イカ、アンモナイトを投げまくり怒り狂う。結局リトルホーンがいたずらもののオビラプトルをつかまえて、卵を無事に戻し、ハッピーエンドです。特にいいなあ、と思ったのは、リトルホーンはプテラノドンのお母さんに卵をもどすとき、ちゃんとオビラプトルに謝らせた上で「おばさん、オビラプトル君に悪気はなかったんだよ。どうか怒らないであげてください」と弁護するんですね。
実際の恐竜世界では、こんな人間的な要素はないと思いますが、新章に入ってからはコミカルな部分や人間的要素を多く含んだ物語になっています。登場の恐竜のキャラがはっきりしており、話も面白いので恐竜好きの男児は、シリーズ全巻大好きになると思います。
子どもには美しい日本語を…
★★☆☆☆
恐竜の絵に惹かれて3歳の息子がこの本を手に取りました。子どもは、まず絵を見てお気に入りの絵本を選びますよね。
トリケラトプスがプテラノドンの誤解を解きハッピーエンド、というお話ですが、
なにより内容以前に、日本語が下手です。
「すると」「そして」「そのとき(そのときです!)」「あやうく」といった、接続詞や話を展開するための形容詞があまりに多用されすぎていて、読み聞かせをする立場とすると、耳ざわりというより口ざわりです。
こういった最低限度のことは少し推敲するだけで改善できるはずなのだから、子どもが読む絵本だからといって文章に手を抜いたりせず、子どもたちのために美しい日本語で語りかけられるお話作りを心がけて欲しいと思いました。
恐竜同士の戦いの後はハッピーエンドです
★★★★☆
トリケラトプスシリーズは子供が大好きです。
絵が、迫力あるし、内容もおもしろいです。
このお話は、恐竜の本にしては、最後がとても可愛らしいハッピーエンドなので、お勧めです。
ちなみに、うちの3歳の娘は、いつも持ち歩く程この本が気に入ってます。