子どもの頃の憧れの機械を書籍で手に入れる
★★★★★
子どもの頃の憧れの機械が書籍で手に入る、そんな感じの一冊です。
用の美
★★★★☆
シリコンバレーにあるComputer History Museumに収蔵されているコンピュータの写真集。
美しい写真はもちろん、製造年や製造コスト、搭載メモリ量、
使用目的や歴史的背景などの簡単な解説文も楽しい。
コンピュータの名前だけではなく使用目的や開発機関などの
関連する語句で引けるようになっている索引も洒落ていて面白い。
あの頃の未来がここにある
★★★★☆
美しい写真集である。どこまでも、ただただ美しい。
あの頃の未来がここにある。そして、あの時の化石もここにある。
マニア(何の?)にとってはたまらない。昔のコンピュータの基板、回路、筐体などが、外観から細部に至るまで超鮮明な写真で切り取られている。真空管のアタマの銀色の部分への背景の写り込みや、光の反射など、ヴィンテージのタイトルのとおりまさに芸術品を撮影するかのような計算されつくした写真ばかり。
驚くべきことに、ここに写されているものは古くてもまだたったの50年しかたっていないこと。この急激な変化はなんだ。まるで数百年も前の芸術品を見ているような気持ちと、はるか遠い未来に見るかもしれないマシンがそこにある。