第1話小皇女の家出
第2話小皇女の結婚
ということで、今回の主人公はスクナー皇女となります。戦闘シーンがとってつけたかのようにありますが、基本的にはネクストジェネレーション編の世界設定と人物紹介。（もう16ヶ月も前の刊行になりますが、）前の巻とあわせて導入編がほぼ完了したってところでしょうか。
主要メンバーが別々の場所にいて、ストーリーがパラレルに展開され収拾がつかなくなるってのがいつものパターンですが、今回は（いまのところは）すんなりと話が進みそうです。これだけ舞台設定を説明したのですから、半年以内には次の巻を読みたいものです。

本編（3巻からそうなると期待）を前に、1巻で語り尽くせなかった世界設定を消化してキャラを深めたということと、袋小路に入ろうとしなかったということで☆3つ。これまでのシリーズを読んでいる人が買う本でしょうが、今回もそのまま付き合っても大丈夫そうです。