インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

ハンナのかばん―アウシュビッツからのメッセージ (ポプラポケット文庫)

価格: ¥599
カテゴリ: 単行本
ブランド: ポプラ社
Amazon.co.jpで確認
そろそろ本当の真実を語る時では ★★★☆☆
確かにこの本は、涙なしでは読めない本であるし、かばんの持ち主の消息を、一生懸命探し出したホロコースト資料センターの方の努力も敬服に値する(調査のために欧州に行ったのに、何のアポもなしで係員に会おうとしたり、訪問日程が1日しかなかったりするのはやや疑問ではあるが)。ただホロコーストには、ナチス対ユダヤ人という構図以上に、もっと根深い欧米人の差別があることを、そろそろ明らかにしても良いのではないだろうか。ホロコースト資料センターの方なら、これがナチス単独の仕業でないことはよく知っているはずです。たとえば各収容所までの鉄道の線路は連合軍は爆破しませんでしたし、収容所のユダヤ人めがけて連合軍の飛行機が機銃掃射を浴びせたという証言もあります。逃亡するユダヤ人を乗せた客船を、あちこちの港で上陸拒否したのも、ドイツ以外の欧米各国です。いわばナチスは欧米人のスケープゴート的存在です。ナチスの存在しか出てこないホロコーストのお話は、アンネの日記だけで十分ではないでしょうか。これからは、このホロコーストを可能にした欧米全体のタブーともされる、もっと根の深い真実を明らかにすべきだと思います。
号泣しました ★★★★★
収容所ものの作品は何冊か読んでますが、これは途中からあまりにも切なくて涙が止まりませんでした。
どんな過酷な状況でも兄が妹を、妹が兄を、母が子供たちを思う気持ちに胸が締め付けられました。
本書は子供向けですが子供達だけではなく沢山の大人に読んで欲しい作品です。
元気な時のハンナやハンナの家族の写真も沢山載っていて、いっそう胸が締め付けられます。
ハートのおまもり ★★★★★
ハンナのかばん。少しずつ読み進めていくと、涙が何度もあふれてきてしまいます。幸せに暮らしていたふつうの女の子が、家族と引き離され、最後にはアウシュビッツに送られてしまうなんて。今のわたしたちの生活からは、想像ができないほどの悲しみがあったでしょう。ハンナのママが収容所から送ってきた小さなお守り。ハンナを思う気持ちが痛いほど伝わりました。
家族の絆の大切さ、平和な毎日を過ごせることの喜びを、改めて感じます。
私の子供たちにも小学生の中学年ぐらいになったら、読んであげたいと思います。
兄と妹、仲良しの二人の姿に心が温かく♪ ★★★★★
幸せだった生活が粉々になり、
ガス室で、13歳で命を奪われたハンナ・ブレイディ。
子供たちにさえ思いやりのかけらさえ示さない・・・
ナチスのどこまでも激しい憎悪と怒りに、凍りつくような思いです。
でも! 憎しみに満ちた時代にあっても、兄と支え合い、
一生懸命に強く生きようとしたハンナの姿、やさしい笑顔が心に響きました。
最後まで、兄と再会できるという希望を捨てなかったハンナの強い心、そして
『妹を絶対に守るんだ』という兄の強い決意・・・
ハンナと兄、互いを思いやる優しい心に触れて、気持ちがほっと温かくなりました。
暗黒の時代にあっても決して失われなかった、優しさ、思いやり、人間らしさ・・・
状況がどれほど氷のように冷たくなっても、
人は人として、優しい心を持てるのですね。
アンネはひとりではない ★★★★★
多くの人は、ホロコースト知るきっかけをアンネ・フランクから学んだことでしょう。しかし、アンネと同じように、ナチスの政策によって殺された子どもたちだけでも150万人いました。その一人一人に名前があったし、夢と希望がありました。人生がありました。ハンナはもう一度、わたしたちにホロコーストを学ぶよう語りかけているのでしょう。この本は非常に読みやすく書かれています。とくに多くの子どもたちに読んでもらいたい本です。