目で見る色彩学。
★★★★★
色がどう分類され、どんなものさしで考えられてきたのかを目で見ることのできる一冊。
なにせ「色彩学」、文字を読むより目で見た方が早いとこれを見てまさに思いました。
図版を作り直してまとめ&解説、ではなく当時の図版そのままなので、頭で理解するというより目で見て学ぶという感じです。
さまざまな学者の体系図やカラーチャートが満載なので、色見本などを見るのが好きな人なら純粋に楽しめると思います。
色彩学の著書のおいしい図版をまさに切り貼りしてまとめましたという感じですが、とにかく量が多い。
ある意味画集と言ってもいい程で、個人的には非常に気に入っています。