人々の心を揺るがす、衝撃的な製品を作りたい。私たちが掲げるスローガンにはそんな思いが込められています。「想像を超える感動」というスローガンを打ち出した後、私たちは様々なアプローチから自転車のもつ可能性を模索してきました。そして今、「感動=MOVE」から「衝撃=SHOCK」へ。現状を良しとせず、DOPPELGANGERは新しいコンセプト/コンテンツを作り続けます。自転車は乗り手があってはじめて意味を成し、スタンドがなければ直立すらままならない。 そして、走る速さや目的を決定するのは自転車に乗る人であり、自転車ではありません。自分の価値観でモノを選ぶことができ、人に運ばれることをよしとせず、周囲に流されずに自分の速度、自分の目的のために走ることができるすべてのライダーに。
「BackFlipper」シリーズは、その名に “ 人生の転機となるもの” という意味を込め、 混沌とし、不安の渦巻く社会情勢においてもその環境に拘束されない、ライダーひとりひとりの自由な生き方を表現しました。 シンプル&スマートなフォルムを保持しながらも、“ 折りたたみ” を可能にしたダイヤモンドフレーム。 DOPPELGANGERの新カラーを採用したデカールや、塗料の質感によって塗り分けられたパーツ群。インナーデザインを施したクリアグリップ等、シンプルでありながらダイナミックな全く新しいフォルムで構成しています。 閉塞感ある日々から脱却し、“まだ見ぬ何か”に希望を抱く人へ捧げる新しいスタイルの自転車シリーズ、それが「BackFlipper」シリーズです。
Parceiroとは、ポルトガル語で「仲間」「親しい間柄」を意味する言葉。260 Parceiroは、気負うこと無く、自分の分身=DOPPELGANGERのように乗ることができる、もうひとりの自分や相棒をイメージし、”ありのままの自分”こそが似合うデザインにしました。モノは、知らず知らずのうちに、その持ち主を代弁します。意識していなくても、モノはその持ち主の嗜好を語る「代弁者」なのです。とくに、自転車はスタンド無くしては自立すらままならない製品です。にもかかわらず、「自転車に乗る人の持ち物や服装を合わせる」ことになるのは本末転倒。自分の好みや主張にあわせて自転車を選び、自分の「仲間」「分身」として付き合うことができるように。そういった想いが260 parceiroには込められています。
20インチミニベロのスタイリッシュなダイヤモンドフレームの美観を損なわぬよう、独自の技術でフォールディングバイク=折りたたみ自転車化しました。独自開発の折りたたみデバイスは、重量増および空気抵抗増を最小限に抑え、コンパクトさと同時に機能性や走行性をも高いレベルで実現しています。また、このデバイスはクロームモリブデン鋼で製造され、高い強度と操作性、耐久性を誇ります。 ダイヤモンドフレームでありながらも、タイヤを外すことなく車体を半分に折りたたむことが可能になり、輪行バッグに入れての持ち運びや車への積み込みを簡単にできるようにしました。これまで以上に幅広いシーンで自転車を楽しんでほしい。今までは訪れることが出来なかった場所へ。”折りたためる”ミニベロで、新たな自転車ライフを提案します。
優れた自転車の定義は、人や目的によって変化します。私達がつくるのは、シティサイクルのように「単に移動手段としての自転車」でもなく、競技として速く走ることだけを目的にするものでもありません。人が自転車を購入するとき、その真の目的は「自転車に乗って何ができるか」にあるはずです。しかし、多くの人が「自転車」そのものを目的として製品を選ぶ現実があります。私たちは、「DOPPELGANGER=分身」のブランド名が現すとおり、それを使う人が共感・共鳴できるデザインとコンセプトこそが最重要であると考えます。「その人に合った速度で走る、その人のための自転車」。現実に対するアンチテーゼとして、そして「自転車」というファクターを一旦分解し、再構築した自転車。それがDOPPELGANGERなのです。