評価の難しい本
★★★★☆
評価の難しい本だ。
オプションの実践書と理論書の中間に位置していると言える。
1994年に出た本でやや古さも感じさせる。
また、理論をより学びたい人以外は6章までは特に読む必要もない。
本書の売りは7章のスプレッド売買入門、8章のボラティリティ・スプレッド以下の
ボラティリティやスプレッドのストラテジーだ。
本書で紹介されるボラティリティやスプレッドのストラテジーを紹介している
類書は少なく(あるかもしれないが)、そうしたストラテジーを学びたい上級者
向けの本だ(上級者にはオススメできる)。
初心者や入門者が読む本ではなく、本格的にオプション・トレードを実践している
でないと理解できない。上級者なら、本書で紹介されているストラテジーを自分なりに
応用できるはずだ。
初心者には本書の監訳者である増田氏の本がわかりやすいので、そちらを薦めたい。
本の古さもあって、★4つとした。
個人の実務家には必要ない
★★★☆☆
内容はとてもよいものです。
しかし、個人の実務家の人は特におすすめはしない内容です。
この本の内容を知らなくても、十分OPトレードで利益を出すことは可能です。
ただ、知らないよりは知っているほうが有利で有ることは否定する根拠にとぼしいので、この評価にしました。
※僕は経験の浅い人には一切OPトレードはお勧めしません。
何人も退場(破産ね…)してる人を知っているからです。
現物株や投資信託だけでも十分に利益を出せるのに、必要以上にリスクを請け負うことはありませんよ!
今のところ最良です。
★★★★★
オプションの中級以上の本としては、これに勝るものはないでしょう。
ボラティリティの動きについて、グラフ入りで、詳述しており、
各種スプレッドについても解説しています。
量が多くてやや難解かもしれませんが、トレーダー向けの良書として
他に比較になるものがない、というのが現状です。
10年以上前の本
★☆☆☆☆
10年以上前の本です。読んでも現在では通用しません。
というか、ここの出版社の本はいつも同じ人が☆5つレビューをしているのが面白いですねw