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はじめてのテクニカル分析―相場の正しい捉え方

価格: ¥2,625
カテゴリ: 単行本
ブランド: 日本経済新聞社
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テクニカルという迷信の大全 ★★★☆☆
株式投資の手法の一つ、テクニカル分析。

株価変動のチャートを読み、過去の株価変動の動きから、将来の株価を予想しようという分析手法を総称した名称である。

本書では実に色々な手法が紹介されていて感心する。
ローソク足、トレンドライン、移動平均など、株式投資をやる人にはお馴染みのものから、酒田五法のように古典的なもの、ポイント・アンド・フィギュア、ROC、ストキャスティクスなど、素人には使いこなすのが難しそうなもの、またエリオット波動のように、ある種オカルト的なものまで実に様々。

よくもまあ、これだけの手法を考えてきたものだと、読んでいて楽しくなる。たかが株価の罫線だが、無数の投資家達が無数の仮説を立ててきたのだ。そのバリエーションの多さには、投機で儲けようという人類のあくなき野望が見えかくれしているような気がしてならない。

しかしテクニカル分析そのものに私は懐疑的である。なぜなら、みなテクニカルで分析をしていたら、みな買い時、売り時が一緒になってしまい、株式自体の売買が成立しなくなってしまうから。これは名著”ウォール街のランダムウォーカー”でも言及されているが、テクニカル分析はあくまでも証券会社が顧客にたくさん売買をさせ、手数料を稼ぐための、もっともらしい言い訳にすぎない、というのが私の考え方であり、またテクニカルでは株価は予想できないというのが現在の経済学の主流の説である。様々な手法が乱立していること自体が、学問として成立せず、科学的検証に値しないことの裏返しであろう。テクニカルで儲けた人というのは、ただ運がよかっただけなのである。

たしかにテクニカルは楽しい。テクニカルで分析していると、なんとなく自分が大相場を張る相場師のような気分がしてきて、気分が大きくなるのだ。ただそれらはどれも、占いと五十歩百歩の科学的根拠のない手法だという事は頭の片隅に入れておいたほうがいいと思う。

株式投資用語に詳しくなりたい、また証券会社の言いなりになりたくない、という人には、本書はおすすめできる。ただテクニカルにどっぷりはまってしまうことは、平均して考えると、手数料分だけ確実に損をすること、請け合いである。

テクニカルという迷信を知る上での、ある種の反面教師的な本としてはよく出来ているかな。3点献上。
中級・上級者向けの良書 ★★★★☆
FXのカスタマーズサポートセンターの方から紹介を受けて購入しました。
FXに限らず、相場変動するものには色々と応用できる事柄が書かれています。

正直全部読むわけではありません。
必要かな?って思えそうなところと拾い読みするような感覚で読みました。

よく読んだところとしてp220に最適な賭け率の決め方ってのがあります。
5%のリスク、10%リスク、30%リスクだと、どういった感じで資産が増えるのかってのが書かれています。

すると・・

30%だとリスクが高すぎる。5%だとリスクは低いけど、増えにくい。

バランスが取れたリスク率は10%〜15%ぐらいでは?って自分なりに認識しました。

もっとも勝率の良し悪しで資産の増え方は変わってきますが、参考となる式が紹介されていますので自分の勝率を入れてみて、計算してみてはいかがでしょうか?
『はじめての』という題名は相応しくない ★★☆☆☆
各章ごとに、
それぞれのテクニカル指標における『専門家』が独自の理論を展開すると言う構成。

したがって、書籍としてのまとまりに欠け、投機の初心者にとっては馴染みづらいと思われる。

また各々の章で展開されるのは各『専門家』独自の理論なので
必然的に、内容全体での理論展開、主張の統一は、なされていない。

いわゆる『専門家の経験則』に従った理論展開であり
エビデンスレベルは高いとは思えない。

わずかに参考になった部分もあるので★ふたつ。
何回か読み返すにはいい本 ★★★★★
主婦が儲かる○○流という指南書を購入し分析のモノマネをして大負けしました。その後に出会った本でした。
相場で設けるのに絶対ルールがなく、極めて相対的。相場を分析していくテクニカル分析にも弾力性を持たせ、相対的に分析していく方法を説明しています。もう一方で、海外はボラティリティを重視、日本は寄付を重視する面に触れ、二つの価値観を交錯させながら説明しているところも読んでいて、示唆に富むものがあるように思います。
文章は堅いですが、シロウトから脱皮し、大負けを取り返すヒントとしてかなり活用させて戴きました。壁に当たったときいまだに読み返す本でもあります。
タイトルと本の内容が合っていない ★★★☆☆
「はじめての・・・」と書かれていたので私が最初に購入した投資本です。
テクニカル分析の手法が幅広く取り上げられています。
「トレンドライン」「グランビルの法則」「投機的変動の基本パターン」
の項は特に参考になりました。

ただ、初心者には内容が難しく感じられ、
放り投げてしまう恐れのある本だと思います。
現に、私が最初読んだときには、途中で読むのが嫌になりました。
そういう意味で、「★★★」とさせて頂きました。

何度も読めば、価値が出てくる本だと思います。