インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

トヨタ式 カイゼンの会計学

価格: ¥1,575
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: 中経出版
Amazon.co.jpで確認
星7つレベル,時間の概念を取り込んだ管理会計で新しい考え方を提唱 ★★★★★
トヨタOB田中氏が時間に対する管理会計上の疑問を,東大モノづくり経営研究センター(藤本隆宏教授)の研究員として著書にまとめています.ここで提唱されている『Jコスト論』はトヨタの『ジャストインタイム』を定量化し,トヨタ式モノづくりの妥当性をより客観的・定量的に示そうとしています.感覚では分かっていた過去の取り組みを数値化した点(暗黙知から形式知への典型的な置き換え例)に本書の価値がうかがえます.

具体的に示されていることには,現状のモノづくりの常識を覆す話が多々織り込まれています.大ロット生産に関わる視点では,初期投資を加味すべきことが問題提起され,一般の財務会計では議論しにくかった大ロットにおけるコスト増を指摘し,常に大ロットはコストが小さいと言う常識を否定しています.これまでの視点を変えて管理会計の見地から時間の感覚を取り入れると,モノづくりのコストが従来とまったく逆の結果になるわけです.感覚的に捉えられていたコストの考え方を,改めて定量化することでより分かり易く,且つ納得できるように工夫されています.

本書は職場での棚卸し教育のテキストに活用しています.現場向けにも使える説明の分かりやすさがその理由で,書かれている内容も実に納得できるモノでした.会社でコスト改善活用に携わっている方にはお勧めの一冊と言えます.


う〜ん ★★★★☆
一理あるんですが
経費×時間はちょっとウエイトが過剰じゃないでしょうか。
コストを過大視して逆に投資機会を失うリスクもあるような気がします。
せめて割り引き現在価値くらいが妥当であるような気がします。
馬と豚 ★★★★★
馬と豚の簡単な例で展開している。
制約条件、変動条件などが入っていないので、基礎を理解するだけ。
タイトル負けでは? ★★★☆☆
あのトヨタの強さの秘密が会計的に明かされる。とかなり期待して読んで見ましたが、がっかりでした。

現在価値の概念は簿記一級レベルでも理解できます。
スループット会計も真面目に勉強すれば知っています。原価計算基準に当て嵌めにくいスループット会計をトヨタではどうやって監査法人に納得させているのか?
それを詳しく解説すればタイトル通りなのに惜しいですね。


また、トヨタの闇の部分であるQC活動を定時後に、行っていた事実を無かった事にして改善を語られても説得力に欠けるのではないでしょうか?
ですが、トヨタの社員がこういう事を書いたという事実はインパクトが有り、使えるため星を増やしました。
在庫圧縮は儲かる ★★★★★
管理会計に時間の概念をいれた古くて新しい考え方です。
在庫削減やリードタイム短縮をやって儲かるのか?といった問いに、真正面から答えた内容です。端的にいえば、「百万持っていて、銀行に預けるとき1年で10%の定期と、3年で20%のどちらを選ぶか」の選択です。利益率でいえば3年ものですが、設ける額となれば、1年ものを3回繰り返しがいいですよね。