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絵本はいかに描かれるか―表現の秘密

価格: ¥1,890
カテゴリ: 単行本
ブランド: 日本エディタースクール出版部
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絵を読み取ることの面白さがわかる ★★★★★
タイトルにある「表現の秘密」という言葉に惹かれて読みました。本の内容は絵本のもつ特性を、語法、点、線、構成などをふまえ、多角的な視野から紐解いています。面白かったのは、バーニンガムやオールズバーグ等の有名な絵本を多く引用された作者の視点です。読みすすめていて、途中「くどい」と感じられた箇所もありましたが(すいません)、とくに興味をかきたてられたのは、「表現の秘密」というだけあって、絵の中に隠された「コード」を読み手がいかに読み解いていくか、ということでした。一見すると何のへんてつもない絵本に、これほどまでに作家の内包する世界が詰まっているのかを知ることができ、絵本に対する見方がより深くなったような気がします。ただ、読み手としては、やはり絵本は読んで感じて楽しむものですから、あまり理論に囚われすぎると楽しい世界から離れてしまうので注意が必要だな、と思いました。
絵本の語法書 ★★★★★
この本は、絵本の描き方について論じたもので、絵本の一種の文法書です。読者論、語法論、絵本に用いる構成要素などを的確に説明してあります。特に、後半の点や線についての解説は絵本に関心のある方には興味深いものです。
参考 ★★★★☆
絵本が好きな方、また絵本を書いてみたい方は必見の本です。絵本のルールが他の本の翻訳を通してかいてあります。ただし、こういうルールはあくまでも一つの見方であり、全てではないと言う事を頭において読まなければ一次元的なものになってしまうので、注意が必要だと思います。