改革の前夜となるか
★★★★☆
紫苑は新しい生活に慣れることに精一杯だ。
ネズミも新しい生活を始めたことに気付いた。
イヌカシも新しい生活の可能性があることを感じた。
西ブロックの中でひっそりと、夢物語を引き寄せる力をたくわえる。
力をたくわえて、たくわえて、たくわえておかなければ、聖都市はあまりにも手ごわい。
変化の準備という内容で、物語はまだまだ続きそうである。
期待を込めて
★★★★☆
ストーリーは、進展少ないです。嵐の前の静けさというか、平坦な展開です。
静かながら各登場人物の心理描写に惹かれます。なかなか面白かったです。
が、バッテリーのように、引っ張るだけ引っ張って尻切れトンボにならないか一抹の不安も。
個人的には読者層が気になるけれど。。。
★★★★★
bUシリーズの3巻目。
やっぱり一気に読めるのはこのシリーズの良いところだと思います。人物のやり取りが、自然だけど何故だかかっこ良く見えたり、『生きている』彼らの姿は羨ましくも思えてきます。
ただ、1巻、2巻とネズミと紫苑の関係が変化してくる中で、この巻はどう考えても目をつぶれないシーンがあるような。。。(笑
でも、それすらも2人の葛藤を強く表しているように感じさせ、作者はすごいと思います。