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もの思う鳥たち―鳥類の知られざる人間性 (いのちと環境ライブラリー)

価格: ¥2,000
カテゴリ: 単行本
ブランド: 日本教文社
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「鳥と友達になる」 ★★★★☆
とても心楽しくなる本でした。
特に、第8章の「人と鳥との個人的な友情」は、どれもこれも感動的であり、
鳥の様子が可愛らしく、楽しくて、何度笑みが洩れたことかわかりません。

鳥に知性があるとかないとか、感情があるとかないとか・・・、など
そんなことは少しでも鳥と過ごした経験がある人であれば、言わずもがなのことと思います。
鳥の豊かな感情表現や、細やかな喜怒哀楽に触れることはとても楽しく、
時には厳しい自然界を感じさせたりしながら、人間の生活を色付かせてくれるものです。

最近、怪我をして我が家のベランダまでやって来て、命を落とした鳥がいました。
野生に生きることの厳しい現実に胸を痛めていると、次の日から毎日、
命を落とした番の相手と思われる1羽がやって来て、ぼんやり寂しげに空を見上げ、
寂しげにこちらを見たりしながら、じっと長い時間、物思いに耽って佇んでいました。
1週間以上もの間それが続きました。
たかだかベランダから垣間見る鳥の世界でさえ、そのように感情豊かであることに
言いようのない感動を覚えました。

短い一生の間にたくさんの喜怒哀楽を味わい、時にはただ幸せだというだけで歌を歌う鳥、
また犬や猫のようにペットとしてではなくとも生活の場を人間と同じくして生きている、
身の回りの沢山の野鳥たちも、皆が同じこの地球に生きる貴重な同胞だと実感しました。

また、鳥の歌声をゆっくりにして再生すると人間の歌のようになり、
くじらの歌声をスピードアップして再生すると人間の歌のようになる。
ということにも驚かされ、人間だけが世界の中心ではないことを感じました。

蜂やアリなども登場しましたが、納得できることばかりであり、
中でも鳥の素晴らしさを満喫することが出来ました。

☆がひとつ少ないのは、論文調な為、初めのうち少々読みにくく感じたからです。
また、何方かが書いておられましたように、登場する鳥の個々の写真などあれば、
楽しさは更に倍増したと思います。
人が知らないだけ ★★★★☆
鳥が如何に環境に合わせて自由に発想して行動しているかに驚かせられました。人間的な行動にも感心しながら、能力の素晴らしさや、感情面に至るまで紹介され、「鳥がこんな事をするのだろうか」と思ってしまうほどです。

縄張に関しての柔軟性、本能に導かれる行動と練習による向上、お喋りと言語、音楽の才能と美的センス、楽しみのための遊びと踊り、渡りの航海法、人との友情、鳥の優れている点と人の優れている点、なぜ鳥は誤解されてきたのか、動物はすべて知的なのか、など認知比較行動学の進展から派生した結果が紹介されています。鳥以外にも、ゴリラ、チンパンジー、イルカ、クジラ、魚類、アリ、ハチなどこれまで最も綿密に研究されて来た動物の事も紹介されています。

脳の大きさにまつわる虚偽、小さな脳にまつわる虚偽、西洋の科学技術文化に明らかに見られる特徴は、人の利得の為に、人以外の生物種を利己的に使用して良い、とする考え方についても述べられていて、科学の精神がゆがめられているなど、考えさせられた本です。
こんな素晴らしい能力を持った動物たちが、環境破壊により絶滅にさらされていると思うと残念でなりません。
図版ナシというのはちょっと…。 ★★★☆☆
自分も鳥飼いなので、この本にある話のいくつかは体験しています。
従来言われているように、鳥が「飛翔力を得るために脳容積を犠牲にした生き物」ではないことは、常々実感しています。
そんなわけで中々良い内容なのですが、図版がゼロというのが気になります。
外国の本にはよくあるパターンなのですが、我々日本人が読むものとしてはどうもこういうのは愛想がなく、少しでも写真やイラストを入れて欲しかったというのが正直な感想です。
テーマはよいが・・・ ★★☆☆☆
タイトルに非常にひかれて読んだが、鳥に関する内容はそれほど深くなく、
他の生命体に関する記述がかなり多いため、全体として「鳥について」の本という
感触はなかった。また、翻訳に難がありかなり読みづらく感じた。
ペット好き向きかも ★★★★★
鳥をメインにして動物全般の人間臭さを論じた本なわけですがさすがに昆虫のところでは飛躍しすぎかなと思いました。
無脊椎動物なら昆虫よりもイカなどを引き合いに出した方がわかりやすそうですよね。
以前セキセイインコを雛から育てた経験がありますので鳥に関する記述は非常に共感できるものがありました。
生き物を飼っている人、飼っていた人なら共感できる部分も多く楽しく読めるのではないかと思います。
これも好き、あれも好き ★★★★☆
鳥ってもしかしてすごくいろいろ考えてるんだろうな……と思う本です。インコやオウムが多めですが、鳥好きはきっと好きです。
とりだより ★★★★★
鳥の人間並み、人間以上に
思える知能について。。
ビックリすること、納得して
しまうようなことが書かれて
ます。