聴かせてくれるシューマンの交響曲4番
★★★★★
フルトヴェングラーの指揮によるシューマンの交響曲4番です。
ライブと違い、スタジオで録音されているので、熱狂感はありませんが、隅々まで指揮が光っています。
曲自体も、フルトヴェングラーの残した名演として昔から有名な演奏のCDですが、他の市場に出ているシューマンの交響曲4番のCDの中でもいまだに秀逸さを見いだせる一枚ではないでしょうか。
お勧めの一枚です。
これはシューマンではない
★★★☆☆
名盤という定評が高いが、これはシューマンを素材にしたフルヴェン節全開の「名演奏」というべきだろう。
シンコペーションを主調としたシューマン的なリズム、本来ならば小編成の室内オーケストラによって初めて生かされるシューマン的音色の微妙なニュアンスは、すべておどろおどろしいフルヴェン節によって塗りつぶされてしまっている。
ここではシューマンのスコアはあくまでもフルヴェン節の素材でしかなく、そう割り切って聴くならば、これは確かに一世一代の「名演奏」といえるだろう。
やはり名演!
★★★★★
フルトヴェングラーによるスタジオ録音アルバムの中でも、シューベルトのグレイトと並び、ベストの1枚に数えられることの多いアルバムです。
そういって聞くからでもありませんが、情感たっぷりに鳴るオーケストラ−とりわけ弦楽器の響き−。曲の最後に向かって、高まる高揚感。そして、楽器同志の響きあい。やはり、どの1音1音を取っても、素晴らしいといわざるを得ない1枚だと思います。
モノラルですが、音も良好で、フルトヴェングラーらしい指揮を味わえる1枚でもあり、フルトヴェングラーを聞きたいと言う方には、有名なベートーヴェンの第9あたりではなく、こちらから手に取られるのも良いのではないでしょうか。
僕もフルベンじゃこれが一番好き・・・
★★★★★
基本的に好きな指揮者なんだろうけど、ちよっとね・・・ってとこあるよな。
パーフェクトにのめり込める指揮者っていなくない?
近いんだけどな・・・
でもこれはいい!
良好な録音で堪能できる名演
★★★★★
モノラルですが、モノラルと感じさせない音質で、
この奇跡の名演が堪能できます。スッキリした透明度の
ある音ですし、モノラルを避けている方でも満足いただける
のではないでしょうか。
巨匠フルトヴェングラー指揮によるシューマン4番と
マンフレッド序曲は、本当に細かいところまで繊細な神経が
ゆきとどき、ダイナミックな演奏と相まって、シューマンの
作品音源数多あれど、これを看過しておくことはあり得ない
でしょう。名曲であり、名演です。