強く、しなやかに生きていく山ねこ氏と松井さんの姿に、ラストシーンでは思わず拍手をおくりたくなりました。
子どもといっしょにぜひ読みたい本です。
タクシー運転手の松井さんは、やはり優しくて、お客が山猫と知っても断ることなく、病気のお母さんの所に連れて行ってくれて・・・いつもながら心が温かくなるあまんさんの作品でした。子供が読んでも大人が読んでも、一緒に読んでも・・・やさしい気持ちになれる作品です。