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狼の口 ヴォルフスムント 1巻 (BEAM COMIX)

価格: ¥651
カテゴリ: コミック
ブランド: エンターブレイン
Amazon.co.jpで確認
うにゃーん ★★★☆☆
狼の口と呼ばれる関所をあざむこうとする人々がばれて死んでいくお話。
次の話から展開していくんだろうか?
それとも短編的にだらだらと続くんだろうか?

とりあえずみんな死んじゃって、だから何? で終わってしまった。
展開していくのならそれはそれで見たい気もするけど、でも二巻を買いたいほどには思えなかった。
傑作!! ★★★★★
 遅ればせながら読みました。
評価に違わぬ傑作です。参りました。
一生に一度出会うかどうかっていう位、素晴らしいです。

 絵、自体は正直それほど上手いとは言えないと思います。
しかし特筆すべきはコマ割りです。
1コマの無駄がない緻密な構成になっていて
重厚なストーリーを一層、際立たせる大きな役目を果たしています。
ご購入を強くお勧めします。

 
大河ドラマの予感 ★★★★★
 新人ってマジ?イイ意味で新人らしさがない(笑
 劇画っぽい粗さが味になるタイプの絵柄。的確な人物の造形と巧みな配置。緻密な考証と骨太なプロットの予感。まるきりスキがない。
 物語はハッキリ言って序章もいいトコだが、とんでもなくハード。
 第一話が姫と騎士。
 第二話が手だれの女スパイ。
 第三話が英雄とその息子。
 いずれも筋立て自体はちょーありがちな王道路線で、いかにも英雄譚っぽいキャラクターが英雄的な努力をするおなじみの流れ。ただ、最後はちょーハードで、彼らの英雄的努力はいともたやすく踏みにじられる。終始山間の小さな関所が舞台で市井での圧政そのものは描かれないが、ピンポイントに描かれるからこそ、その暴虐と非情がすさまじく浮き彫りとなる。
 あえてありがちな筋立てを使って英雄達の無念を描いたのは、コレが実は英雄という特定の個人を描く物語ではなく、大きな社会のうねりが英雄を産み出すという大河レベルの物語であることを示すものだと期待する。ほんとうの意味での大河ドラマがお好きな諸兄に特に強くプッシュ。
今後に期待出来る大作 ★★★★★
中世ヨーロッパ、戦争、騎士、反乱…。これらのキーワードにピンときた方は、取りあえずこの本を手に取ってみてください。

特にこの作品は、一巻目にしてとにかく容赦がないです。某週刊誌お決まりの友情・努力・勝利などクソ喰らえの現実主義的な物語の進め方で、ありがちな正義一強の展開と真っ向から対立しています。重厚な歴史モノが読んでみたいという方に是非おすすめです。『皇国の守護者』などが好きな方は楽しめると思います。まだ一巻目なので何ともいえないのですが、今後が大いに期待できる傑作の予感がします。
情け容赦、一切無し。大傑作かも? ★★★★★
世界史で習うことはほぼ無い気がする、まだスイスが出来てない時代。中世のアルプスの話です。ウィリアム・テルがいた頃、と言ったほうが伝わりますね。でもリンゴを弓で落としたりしません。もう落とし終わってます。で、リンゴを落としたのは良かったんですが悪代官=ハプスブルク家の圧政はまだまだ続いていて・・・というのが「狼の口」の背景です。
「狼の口」というのはアルプスの関所の名前でして、虐げられているスイスの人たちが反乱目的で関所破りを試みるのですが・・・。関所の管理者、ヴォルフラムにことごとく阻止されます。で、この男。「趣味:関所破りを捕まえて拷問して処刑して晒すこと」と言った感じ。
読者は関所破りのスイス人に感情移入すると思いますし、「これは・・・うまく抜けられるか?」と期待させられるのですが、大丈夫。裏切られます。ネタばれになりますが1巻経過時点であわやの全滅です。
決して後味が良いマンガではありません。でも・・・これが本当じゃないか?高い志があろうがなんだろうが、やっぱり強いものは勝つし、弱いものは徹底的に叩きのめされる。現代人からすれば残酷な物語ですが、情けとか倫理観とかを剥ぎ取って、突き詰めていくとこういう世界になるんじゃないか?中世ヨーロッパの話であるにも係らず、とても「リアル」な気がします。
クセの無い絵なので万人向き。物語は・・・まあそういう感じですので、ハッピーエンド志向の方、正義が勝たないとダメな方にはお勧めしません。人間のダークな面を好きこのんで直視したい方には超お勧め。「ヘルシング」がお好きな方なら一読の価値はあると思います。