構成についてははもうお書きになってる方がいますので割愛します。
注意としては、この本だけでは通用しません!必ず過去問でトレーニングを積んでください。
この本で道具を得て、トレーニングで自在に使用するようになれれば本番恐るるに足らず。
手をつける時期は人によって様々ですが、有名新学校でない方は夏前からコツコツ
トレーニングすべきなんじゃないかと個人的には思います。
著者も予備校でセンター試験対策は２次私大でも役立つとおっしゃっていて、実際役立つ場面もありました。

前半は基本問題、後半は実践問題と二部構成になっています。
基本問題は見開き完結型。左側のページにそれぞれの単元ごとの公式・基本事項がザーッとまとめられており、右でセンターの過去問に挑戦します。
回答はすぐ下についていますのでサクサク進むでしょう(*^∀^*)

基本が一応一通り終わると後半ページは実践問題です。
より、高度な公式・解法が学べ実践的な問題を解いていきます。

見やすいレイアウトと、この二部構成で本当に使いやすい参考書になっています。センターだけの方も二次で数学が必要な方にも使える良書です。是非、オススメしたいと思います！

ただし、すべてが網羅されていないことと、解法などがセンター向けの実践的（よりスピーディーに解くものなので）なものが多いので、一通りの基本事項は身につけてから取り掛かるといいと思います。

この本は既存のセンター対策本の中で、抜群に優れていると思います。

文系の方はもちろん、理系の方も基本編から丁寧にやりこなし、
筆者のセンター数学に対する解法を吸収したほうが良いと思います。
また実戦編では、センターだけにとどまらないような内容もありますので、この本でセンター対策をすれば、
センター後、二次試験の数学においても大きなアドバンテージを握ることができるでしょう。
特に入試においてセンターの得点の割合が高い方や現役生は必ずやったほうが良いと思います。

数学Ⅱ・Bも「きめる!センター数学Ⅱ・B」で対策することをオススメします。