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WILD FANCY ALLIANCE

価格: ¥2,854
カテゴリ: CD
ブランド: キューンレコード
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妄想同盟、ヒマを哲学する ★★★★★
トータルでのクオリティなら「5th Wheel 2 the Coach」ですが、
更に深くドープな世界観を味わいたいならこの作品。

この作品で度々使われる「ヒマ」という言葉。
あくせくすることが苦手で、何かをぼんやり、かつ真剣に考えるのが好きな人達。
そんな人にこそ聴いてほしい作品。
日常を意味する「ヒマ」を用いて語られる哲学。
20代前半の若者とは思えないほどに深い観察力。
時間や個々人の価値観の相違など余りにも先を行き過ぎたリリック。
「ヒマの過ごし方」なんて、こんなの書けるグループは
他にいないでしょう。「後者」なども楽しい掛け合いの中に真理があります。

トラックはオールドスクールの影響が全面に出ていて、
軽く抜けのいいドラムに明るめのホーンやピアノが絡み、
そこにウッドベースが乗る感じです。
90年代後半以降は重く太いドラム・ベースラインで統一されますが、
この頃のファンキーなトラックもまた聴いてみたいところ。

HIPHOPは悪さ自慢・女自慢・サクセスストーリー披露だけではなくて
もっと自由なもののはず。そのことを思い出させてくれる、
日本では稀有なグループです。
お笑いと音楽が好きな人は必ずハマる! ★★★★★
ついてる男・・・w
なんといったらいいんでしょうか。
これは「日本語ラップ」なんてものではなくて、
まったく新しい「漫談ラップ」ですよね。
しかも十五年ほど前なんですよ!
久しぶりに聞いてみて、今更ながら思うのは、
日本人って面白いということです。
だって、アメリカのあのヒップホップを、
全く別のものに換骨奪胎してしまい、
しかも完成度高く仕上げてしまうなんて!

けれどこれは単なる突然変異ではなくて、
ドリフターズなどある種の日本のポップ音楽の
伝統をレスペクトするという、きわめて
「ヒップホップ的な」精神においてなされて
いるという点が、心憎い。
再評価求む。 ★★★★★
日常の中に転がっている、
どうでも良いこと、でもちょっと大切なこと。
そういう見逃しがちなモノたちを掬いあげて磨きあげ輝かせる、
それがこの人達は本当に巧い。
もうラップ云々を超えて、ある種の話芸のレベルなので、
ヒップホップとして軟派だ、等と仰る方々とは、
ハナから物差しが違うのだ。
もちろん、根っこにはヒップホップがあるので、
トラックの出来もそこらの気取りよりかよっぽど完成度は高い。
抜き差しのセンスも光る。
日本ならではのヒップホップのあり方、その一つの結晶。
それすら提示出来ないハーコー(自称)な方々よかは、
よっぽどハーコーです。
先入観で聴いてない人は、是非。
おもろい ★★★★★
「プロローグ」でシンコの音に酔いしれ、「後者」と「ついてる男」の歌詞に爆笑!「Little Bird Strut」で超盛り上がった後は「彼方からの手紙」でまったり。実に計算された曲の配置です。2ndと音が全然違うけどすぐに慣れるでしょう。
クラシック ★★★★★
何かと工夫があってグルーヴがしっかりしたトラック、
そこかしこに盛り込まれた知的で気楽なユーモア、
何よりも、日常感覚そのままのリアルなリリック。

日本のヒップホップのグループとしては
ほぼ唯一例外的に売れていたせいか、
ハードコアとは縁のない佇まいのためか、
アンダーグラウンドなヒップホップ好きには
かなりバカにされていたりもしてたみたいだけど、
今聴き返しても全然色あせていない良質な内容は、
メジャー、マイナーひっくるめても当時彼らが他のグループより
はるか先の道を歩んでいたことを証明していると思う。