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キリスト教文化の常識 (講談社現代新書)

価格: ¥756
カテゴリ: 新書
ブランド: 講談社
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欧米文化についてまず知っておきたいこととして、の本です ★★★★★
この本はキリスト教文化について少しでも関心をもたれた方のための、
実際にどのような場面があるか、全般的なガイドブックです。
ですから宗教について書かれたものでも、
ましてやキリスト教がいかにすばらしいかについて押し付けるものでもありません。

「文化」に重点を置いているので、
どちらかといえば、カトリックの文化について色が濃くなっています。
例えば、欧米人の名前が何から来ていて、
世界中という視点から眺めたら、どうつながっているのか、
ごく平易に書かれています。

また、とかく日本人が区別を誤ることばの使い方についてや、
暦のあらましについてや、
映画の中でのキリスト教文化の実際についてが書かれているのです。

私たち日本人は、海外に出る時に、
キリスト教文化についてただ単純に知識不足だったために、
思いがけず恥ずかしい思いをしたり、
人間関係で誤解を生むことになってしまったりします。
そんな些細なことでややもすると単純に国粋主義に走ってしまったり、
やたらに敵対視する、劣等感のかたまりになってしまったりする人がいます。

そうしたことは、私たちが宗教に対して、
あまりにも鈍感でいられる特殊な性質によっています。
なにもキリスト教を知ったから国際人なのではなく、
いかに相手の人格を尊重することができるか、ということだと思います。
ですから、イスラム教について知ることも今日では必要です。

この本はその、一つのキリスト教文化について紹介した良書です。

まず最初に紐解くものとして、私は友人にもこれを薦めています。



キリスト教徒に失礼のないように ★★★★★
 キリスト教徒から別れぎわに“God bless you”と言われたら、同じ言葉を返さなければなりません。あなたの宗教が何かは関係ありません。同じ言葉を返す、それが常識です。礼儀です。世界の政治、経済、軍事、文化を支配しているのはキリスト教徒です。だからキリスト教、キリスト教徒は優れているのです。
 その優れたキリスト教徒の一人である著者が、無知な日本人の蒙を啓き、キリスト教徒に対する礼儀を教えてくださるというのが、本書の主旨です。日本人が国際人となるためには、英語が堪能になるだけでは足りないのです。キリスト教徒に合わせる(=従う)必要があるのです。

 筆者が解説する「内容」はたいしたことありません。読みとるべきは筆者の「態度」です。それを感じとることによって、わたしたちがキリスト教徒に対してどのような態度をとるべきかが見えてきます。筆者は英語が堪能なキリスト教インテリ層ですから、紛うかたなき国際人です。だから説得力があります。キリスト教徒に失礼のないようにするためには、かの女に従っておけば間違いはないでしょう。その意味で、たいへん役に立つ一冊です。

 例外はあるものの、ほとんどの日本人は「神」を知りません。だから筆者の意図は痛いほどよく分かります。ちくちく刺さります。日本人は三位一体も知らず、処女懐胎も復活の奇蹟も信じないくせに十字架のペンダントをさげ、神父さまの前で愛を誓うことに憧れ、降誕祭に浮かれています。しかしそんな無知な日本人から、ひとつ申し上げたいことがあります。「高慢」はキリスト教の七つの大罪のひとつです。

世界の常識を知るって、こんなこと? ★★☆☆☆
世界標準と、筆者が考えているキリスト教文化を分かりやすく説明。まったく今までキリスト教と言う物を知らない人には、少しは得る物があるかもしれない、初心者向け啓蒙書。内容が薄く、新書版の一冊にはなり得ない分量を、活字をぱらぱらに組んで一冊に仕上げた観あり。同筆者の前作と内容はほぼ同じ。 西洋文化の優越を、目の当たりにできる。