Ole Coltrane
価格: ¥993
John Coltrane released a series of albums on the Atlantic Records label between April 1959 and May 1961 which can be considered as one of the finest ever from a musician (including Giant Steps and My Favourite Things). The last of the Atlantic records, before he changed labels, was Ole Coltrane. It is an album that is not as the title suggests a bossa nova record, with Coltrane hollering "reba reba", but a quite excellent set of fairly straightforward bop. Straightforward that is, but never predictable, as it is also an album which finds Coltrane at his most accessible and McCoy Tyner at his most melodic. The stand-out number is the awesome title track: 18 minutes and five seconds of stunning beauty. Other musicians include Eric Dolphy on alto sax and flute (which is simply superb on the bonus track, "To Her Ladyship"), Freddie Hubbard on trumpet and Elvin Jones on drums. Not one of Coltrane's ground breaking albums, nor indeed a bossa nova album, but one that is a definite must to own. --Phil Brett
色調◎
★★★★★
トレーンの1961年作。移籍に際してアトランティック・レコードへ置き土産という形で録音したのが本作です。その為、変に肩肘張らずに
やったおかげで異色の秀作になった。
表題曲はスペイン旅行に着想を得たもので、非常にエキゾチックで妖艶な名曲だ。ベーシストを二人配置して、弓弾きを共演させたり
実験精神と遊び心に満ちたモードは斬新な印象を残します。トレーン、ドルフィー、ハバードとソロのリレーも好調で、何より好調で
バンドスピリットを爆発させているマッコイのおかげで素晴らしいグルーヴを楽しめます。後半の山場では、普通に聴いてるだけでも
自然と汗が出てくるような、そんな熱いグルーヴ。付随してくる曲想の質感・色彩にもうっとり。
他は「アイシャ」なんか好きだな。映画でも見ているようなドラマチックな演奏。
全体的に悠然として心地良く聴けるし、熱い山場も随所にある。誰でも気に入るんじゃないだろうか。興味ある方は是非どうぞ。
アトランティック最後を飾るアルバム
★★★★★
1961年5月25日ニューヨーク・A&Rスタジオにて録音。ジョン・コルトレーン、アトランティック最後のアルバム。
恒久的と言われたコルトレーン・カルテットが完成するのは1961年11月とこの半年後である。この間にコルトレーンは徹底的かつ実験的にメンバーをスクランブルして演奏している。このアルバムはたった3曲(この頃どんどんコルトレーンの曲は長尺の一途をたどる)にもかかわらず、アート・ディヴィスにベースを変えてみたり管の入れ替えなどしたりと大変忙しい。
1・2曲がコルトレーンのオリジナル、3がマッコイ・タイナーのオリジナルであるが、やはり1『オレ!』だろう。フラメンコ奏法と『マイ・フェイバリット・シングス』と同じワルツ・ベース(3/4拍子)というのが実に新しく斬新だった。アルコ・ベースのソロも圧巻である。
モード奏法で埋め尽くされたコルトレーン・サウンドは、この後コルトレーン・カルテットに引き継がれる。
邁進する60年代のコルトレーンを捉えた傑作
★★★★★
ジャイアントステップス以来、コルトレーンはアトランティックに数枚の傑作を残してインパルスに移籍し、一気に完成へと向かう。マッコイ・タイナー、エルビン・ジョーンズなど不動のカルテットのメンバーに支えられているが、ここではエリック・ドルフィーやフレディ・ハバードの参加もあり、意欲的な実験作だといえる。「オレ」のソプラノ・サックスもいいが、Dahomey Danceの単純な繰り返しのなかに、モード・ジャズのアドリブの可能性を感じるし、Aishaの美しく、モダンなメロディはエキゾチックで何度聴いても飽きる事がない。マイフェイバリット・シングスといいこのアルバムといいアトランティック時代のコルトレーンは邁進する姿でありながらも安心して聴ける。僕の中ではコルトレーン・アルバム・ベスト5にはいる傑作である。
アトランティック最後を飾るモードなアルバム
★★★★★
1961年5月25日ニューヨーク・A&Rスタジオにて録音。ジョン・コルトレーン、アトランティック最後のアルバム。
恒久的と言われたコルトレーン・カルテットが完成するのは1961年11月とこの半年後である。この間にコルトレーンは徹底的かつ実験的にメンバーをスクランブルして演奏している。このアルバムはたった3曲(この頃どんどんコルトレーンの曲は長尺の一途をたどる)にもかかわらず、アート・ディヴィスにベースを変えてみたり管の入れ替えなどしたりと大変忙しい(●^o^●)。
1・2曲がコルトレーンのオリジナル、3がマッコイ・タイナーのオリジナルであるが、やはり1『オレ!』だろう。フラメンコ奏法と『マイ・フェイバリット・シングス』と同じワルツ・ベース(3/4拍子)というのが実に新しく斬新だった。アルコ・ベースのソロも圧巻である。
モード奏法で埋め尽くされたコルトレーン・サウンドは、この後コルトレーン・カルテットに引き継がれる。
邁進する60年代のコルトレーンを捉えた傑作
★★★★★
ジャイアントステップス以来、コルトレーンはアトランティックに数枚の傑作を残してインパルスに移籍し、一気に完成へと向かう。マッコイ・タイナー、エルビン・ジョーンズなど不動のカルテットのメンバーに支えられているが、ここではエリック・ドルフィーやフレディ・ハバードの参加もあり、意欲的な実験作だといえる。「オレ」のソプラノ・サックスもいいが、Dahomey Danceの単純な繰り返しのなかに、モード・ジャズのアドリブの可能性を感じるし、Aishaの美しく、モダンなメロディはエキゾチックで何度聴いても飽きる事がない。ドルフィーのフルートが聴かれるTo Her Ladyship はボーナストラックで、こちらも得した気分になるいい演奏だ。マイフェイバリット・シングスといいこのアルバムといいアトランティック時代のコルトレーンは邁進する姿でありながらも安心して聴ける。僕の中ではコルトレーン・アルバム・ベスト5にはいる傑作である。