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「政策評価」の理論と技法

価格: ¥3,150
カテゴリ: 単行本
ブランド: 多賀出版
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分かりやすく、奥深い ★★★★★
本書は、政策評価の理論を簡単にまとめた上で、政策評価を
1.セオリー評価、
2.プロセス評価、
3.インパクト評価、
4.コスト・パフォーマンス評価
の4つに分割し、それぞれの具体的な技法を紹介している。

紹介されている分析技法は統計学の知識がなくても
Excelがあればすぐにできる、簡単なものが多い。
具体的な評価事例も簡単に紹介されているため、
地方自治体などで「これから実際に評価を始めたい」という方にとっては、
非常に有用な本になるのではないかと思う。

また、類書と比べると表現が簡単で構成が明瞭であるため、
「政策評価とは何ぞや?」という方にもお勧めできる。

さらに、国内外の参考文献リストが充実しており、
有力な評価論を整理して1つのスタンダードを提示しているという点において、
評価学の研究者が、ややつかみどころがない評価学を
俯瞰的に把握するためにも便利な本だといえる。

全体的に、政策評価に興味がある方なら誰が読んでも損はしない良書だと思う。
政策評価者を目指す人 必携の一冊!! ★★★★★
評価者が目指すべき「評価」のあり方を示すとともに、その使い方を事例を用いてわかりやすく説明してくれています。「評価」に携わったことがある人なら、一度は手にしたことがある最高の入門書だと思います。

本書に書かれた評価手法は、主に米国で用いられているものが中心で、全てを今の日本で適用するのは難しいと思いますが、この内容が基礎となり適用可能な「評価」方法を見つける、または、考え出すことができると思います。

また、掲載されている参考文献(多くは英語で書かれたものですが)に当たることで、専門的に不十分な点について理解を深めることができるように工夫されており、本書の用途は更に広がると思います。

それにしても、著者も認めているように、本書の内容・構成は「Evaluation: A Systematic Approach」(Sage Publications)に大きく影響を受けていますね。こちらも必読です!