本書に書かれた評価手法は、主に米国で用いられているものが中心で、全てを今の日本で適用するのは難しいと思いますが、この内容が基礎となり適用可能な「評価」方法を見つける、または、考え出すことができると思います。
また、掲載されている参考文献(多くは英語で書かれたものですが)に当たることで、専門的に不十分な点について理解を深めることができるように工夫されており、本書の用途は更に広がると思います。
それにしても、著者も認めているように、本書の内容・構成は「Evaluation: A Systematic Approach」(Sage Publications)に大きく影響を受けていますね。こちらも必読です!