試験勉強最終盤のチェック用として
★★★★★
見開き完結型で、頻出の出典が100題掲載されている。
徒然草や源氏物語などの重要作品は、4、5題割かれている場合も多い。
文法と重要単語、背景知識などが添えられ、全訳もついている。
2ヶ月もあれば全部目を通せるので、11月あたりから他の科目の
勉強の合間に復習目的でやるには最適の一冊だろう。
単語、文法、基本的な問題演習を一度は済ませていることが
使用のための最低条件。
なつかしい!
★★★★★
1980年代の明治は、学校の授業とこれだけで十分だったんだけどなぁ(笑)。
今はどうなんだろ?
早稲田の法科もOKだったんだよなぁ。
傾向ちょっとはかわったのかなぁ。
副読本として、でも侮れない
★★★★☆
私が受験生の頃に発売され、即買いしたことを思い出します。
当時は古文ダメダメな私が、ようやく文法をマスターして読めるようになった頃でした。
古文は出題される原典が限られてます。
予備校や問題集を通して、文法、背景、敬語などをマスターされるかと思いますが、出題された問題(例えば宇治拾遺だったら宇治拾遺)に限った知識は得られますが、その他の出典に関しては、文学史的知識はあっても、内容には及びません。
そこで、あまり肩肘張らずに、サクッと頻出原典を読んでしまおうと、そんな動機で購入しました。
他のレビューにもあるように、設問はありませんが、一通りの文法などの記載はあります。
100と銘打っている以上、決して、奇抜な出典ではなく、あっ、これ、どっかでみた! みたいな感じの出典ばかりです。
でもそれが良いんだ思います。頻出100と割り切って、サクッと読んでいけばいいのです。
最初に書いたように、古文の原典は限られてる、これ以上増えません。
だったら、多くの出典に目を通した方がいい、でも、、、英語もあるし、他の科目もあるし…
だからこそ、目を通すだけでも良いのです。
通学の時間に、いつも英単語覚えてるから今日は古文でも…、こんな動機でもいいと思います。それだけで知識は増えます。
本番の時、既に知ってる出典だったら(でも的中は期待しない)、既に背景は知ってるはず。これってもの凄く有利だと思います。
でもあくまで副読本。
文法を身につけて、読めるようになるまでは手を付けない方がいいです。
そうでないと、やった気になるだけで、何にもなりません。
副読本というスタンスなので、☆4としました。
内容は、☆5クラスです。
ポイントが上手くまとまってるけど…
★★★☆☆
シンプルな解説で上手くまとまってるし、色々な作品に触れられて全体的にいい出来だと思う。読み込み用かな。
ただ飽き性の人はやめといた方がいいと思う。設問がないので達成感も味わえないし、同じようなものを100個も根気強くやらないと挫折すると思う。
古文
★★★★☆
有名作品が多く載っているので各作品の背景を知ることができるという利点がある。
入試の古文を解く上で、作品の背景を知っているか否かは実は重要なポイントである。
古文と現代語訳を少しずつ読み、読んだ後に解説を見る。
文法や単語など、解説もけっこう詳しい。
設問がないため、他に問題集をやりましょうね。