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新編 日本の怪談 (角川文庫ソフィア)
価格: ¥780
カテゴリ:
文庫
ブランド:
角川書店
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ですます
★★☆☆☆
翻訳の文章が良くなかったです。「この世に怖いものなど無いと豪語する侍がおりました」だとか、丁寧すぎるのがいまいちでした。
日本昔話みたいなほのぼのした雰囲気ならですます調で良いんでしょうが、
首が無くなるだとか魂を飲み込むだとか、そんな話をするならである調の方が怪談の雰囲気が出て良かったと思います。
懐かしい
★★★★☆
読んでいて、どこかで聞いたことのある話が多いです。それくらい、有名な話ばかりです。
小泉八雲氏の話はどこか幻想的で、美しく、怖いのだけれどもそれだけではない、表現力があると思います。日本人ではないのに、ここまで日本人を唸らせる怪談や文章が書けるのが凄いですね。
大人も子供も楽しめると思います。夏の夜に是非。
美しい怪談
★★★★★
ラフカディオ・ハーンが描く日本の怪談は、怖いとか気持ち悪いとかではなく、どこか美しく懐かしい気分がします。 小さい頃に読んだり聞いたりしたのもが、詰まっているせいでしょうか。
今回も、また、耳無し芳一、雪女など、懐かしいものが収載されています。訳も良くて、日本語の美しさを改めて実感できます。
いつか、訳ではなく、ハーンが書いた文章そのもので読んでみたいものです。