キユーピー独自の製法「スーパークリティカル製法」により、卵黄からコレステロールをカット、さらにカロリーを半分(当社キユーピーマヨネーズとの比較)に仕上げ、健康を訴求したマヨネーズタイプの調味料です。コレステロールがゼロで、しかも、カロリーが半分(当社キユーピーマヨネーズとの比較)ですが、マヨネーズ本来のおいしさはそのままですので、使い方は従来のキユーピーマヨネーズと変わらず、ポテトサラダやグリーンサラダはもちろん、炒め物やグラタン、ピザなどの焼きメニューのソースにもご使用いただけます。健康、特にコレステロールを気にされる方におすすめいたします。
植物油中の酸素を取り除き、マヨネーズのおいしさを長く維持する「おいしさロングラン製法」とおいしさと密接な関わりのある「卵のコク味」を引き出す「たまごおいしさ製法」に、カロリーを抑える「マイクロエマルション製法」と原料である卵黄からコレステロールをカットする「スーパークリティカル製法」を加えて、卵のおいしさはそのままに、コレステロールをゼロにすることを実現しました。「スーパークリティカル製法」とは、超臨界二酸化炭素抽出法とも言われ、コーヒーや紅茶のカフェインを取り除いたり、ビールの製造に使われるホップのエキスを取り出すことに使われたりする方法です。超臨界状態(固体でも液体でも気体でもない状態)の二酸化炭素は、コレステロールと中性脂質をよく溶かすという性質を利用して、卵からコレステロールを取り除く製法です。卵のおいしさはそのままに、コレステロールをゼロにすることができました。
マヨネーズの主な原料は、卵、植物油、酢です。<卵>卵は21日間温めると、ヒヨコになります。つまり生命誕生に必要な物質はすべて卵の中に含まれているのです。なかでも卵黄には、脂質、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。キユーピーマヨネーズシリーズは、これら豊富な栄養素を含む卵を使用しています。入荷時には熟練した担当者が鮮度と品質をチェックしています。また、鶏の餌から衛生面に関することまで、指定業者と相談し、定期的に確認しています。<植物油>脂質は人間にとって大切な3大栄養素の一つで、重要なエネルギー源です。また、植物油には、β-カロテンなどの脂溶性の栄養素を一緒にとると、その吸収を高めるという働きもあります。さらに、植物油はビタミンE含有量も多いので、ビタミンEの主要な供給源になっています。体内で合成できない必須脂肪酸の重要な供給源でもあり、多くの役割を果たしています。キユーピーでは、「キユーピースペック」と呼ばれる厳しい基準にもとづいて、品質、製造工程までをチェックしています。また、油の品質を維持するために、グループで輸送も行っています。
<酢>マヨネーズになくてはならない原料の一つです。マヨネーズの酸味の決め手であると同時に、細菌の繁殖を抑え、防腐効果を高める働きもしています。さらに、お酢は血圧上昇を抑える効果があります。お酢の主成分である酢酸が、血管を拡張することによって血圧上昇を抑えると考えられています。その他にも、血糖値を低下させる効果や疲労を回復させる効果もあるといわれています。マヨネーズのおいしさのカギは、実は酢にあります。キユーピーは醸造酢にも拘り、試行錯誤の結果、リンゴ果汁やモルトなどの原料を独自の技術で醸造した風味豊かな「マヨネーズ専用酢」を使用しています。