解りにくいです。
★★☆☆☆
英語小論文は一貫して明快な主張を展開する必要があると私は思っているのだが、本書ではいろいろなアプローチを紹介したり、脚注などがはいり過ぎて、この本自体が小論文の在り方を体現していない印象であり、結局解りずらい本になっている。 真面目な解説を目指したことは解るが、私にはなにも示唆を与えてくれなかった。
実際にWritingの授業の参考にしました
★★★★★
英語でSpeechの授業を受けていて、課題として指定されたTopicに対してどう文章をかけばいいのかわからなくなって、本書を参考にさせていただきました。
英語のSpeechをかく方法だけでなく、単純に自分のいいたいことを文章にする、あるいは英語の文章の要旨をつかむ等幅広いシーンで根幹になる知識とスキルを与えてくれる本だと思います。
そして特に英語で文章をかく、ということについては初心者であるという方にはおすすめです。
この本のポイントはどうやって自分の意見やその根拠となる経験・事実を引き出すかという、アイディアの出し方の部分からマインドマップという考え方で丁寧に解説してあるところでしょうか。
この本のおかげで私は授業で指定されたTopicに対し、本にかいてあるのと同じやり方でいいたいことを考え、論理的な文章を英語でかくという課題をこなすことができました。そしてそれ以来、英語で文章をかくことが以前よりも困難には感じなくなりました。
個性的で親切なライティングテキスト
★★★★★
色々、エッセイライティングを書くためのテキストはありますが、このテキストの特徴は、エッセイを書くためのアイディアを考えるためにブレーンストーミング、マインドマップを使ってみると言ったことを提案しているとことでしょう。
トニー・ブザン式のマインドマップを知っている人はちょっと?と思われるかもしれませんが、なかなか、色をつけたり、絵を描いてみるってやりにくいんですよね。この本で提案されているマインドマップを見ると、「おお、これならできる!」と思わせてくれます。
また、最新の科学を使って、コーパスのこと、読みやすさをどのように調べるのかなども教えてくれる親切な本です。
文そのものを短く書くのが苦手な方は、ケリー伊藤著『パラグラフライティング入門』を併用するといいと思います。
うまく使えば、エッセイを効率よく読むためのヒントをつかむことができますが、いっそのこと『決定版英語エッセイリーディング』って本も出版してほしいですね。
あとはボキャビルビルディングの本もあるといいと思いますよ。