小学生の時初めて“ステップ!”を聴いて「スゴい人…」から30年。常に私のそばには清志郎が居てくれた。訃報を聞いてから一切清志郎の声を聞けなくなった。もぅ…彼は息をしてない。信じたくない……しばらくは清志郎を避けていた。現実逃避だった。でも頭の中では常にシャウトしていた。病魔と戦い復活をした清志郎を“お疲れ様です”って言ってあげなきゃいけないんだろうなぁ…と思い思いきって武道館の復活祭を観た。〈何て楽しそうなの?〉私が今まで観てきたどんなライブより清志郎が眩しかった。清志郎だけじゃない。バンドのメンバーが楽しむとゆーよりスゴくうれしそうだった。“復活祭”なんて言葉はいらない!いつもの清志郎がそこにいるんだもの。不思議と涙は出なかった。あんなに迫力があって楽しそうなライブ…最後は笑顔で観てた。

”いいことばかりはありゃしない”のアコスティックギター。
そこへ登場してくるチャボのギター。
国立在住の自分にとってしびれるシチュエーション。
いままで聞いた中で一番声に張りのあった清志郎。
何度聞いても泣けます。

これほどまでに愛に溢れたLIVE映像を見たことがない。
バンドと客席との一体感とか、陶酔感とか、そんなよくあるものじゃなく、
まさに唯一無二のLIVEです。
こんなLIVEを実現できるのは、日本人である清志郎さんだからではないだろうか。
まさに、洋楽のマネごとや亜流ではなく、
これこそ日本で生まれたロックの一つの到達点ではないだろうか。
見終わったとき、本当に幸せな気分になるんです。
悲しみや寂しさを超えて、愛に満たされた不思議な気持ちになるんです。
こんなロックのライブ、日本でしか生まれないでしょ、きっと。
竹中直人さんじゃないけど、
清志郎さんのファンであることを世界中に自慢したくなる、そんなDVDです。
ありがとう、清志郎さん。本当にありがとう。
このLIVEに参加できなかったことを悔やむと同時に、
このLIVEをDVDの映像として共有できることに感謝します。

最初CDで買ってDVDはいいやと思ったんだけど、途中のMCで「バンドに戻ってこれてほんとにうれしい」って言うところが何とも言えず嬉しそうで、ここだけでも映像が見たくなって購入してしましました。1979年の渋谷屋根裏にも居合わせたし、80年の久保講堂のRhapsodyのライブも観てるから、清志郎については、もう何があっても羨ましいなんて思わないと思ってたけど、やっぱこの復活ライブは観ておきたかったな。もう観れないのか、もう聞けないのかと思うとしみじみくやしい。完全復活祭はキングが戻ってきてチャボも伸ちゃんも梅津も片山もみんなすごくうれしそう。中でも本人が一番うれしそうでそれだけに胸に迫るものがある。

実は、私
ＣＤと間違えて、こちらのＤＶＤを
購入してしまい、ファンの方には申し訳ないのですが
しかたなく、見たしだいです

が

その内容たるや
すばらしいものでした
（内容は、他の方のレビューでどうぞ）

ロックンロールは、好きだけど
清志朗は
知らない
と言うような人が見ると
きっと
鳥肌が立つことでしょう

一見の価値あり！