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出雲神話 (講談社現代新書 444)

価格: ¥735
カテゴリ: 新書
ブランド: 講談社
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いまいち ★★★☆☆
期待して読んだのですが、仮説の部分が多すぎて、読んでいて多少辟易してしまいました。あくまでも松前氏の仮説です。「私は〜〜と考えている」という文章が多すぎ。
想像力は逞しいが、いまひとつ乗れませんでした。

それでも、自説を定説であるかのように語る輩に比すると、やはり誠実な書き方をされていて、当然胡散臭いという印象はない。

半分ほど読んで投げ出してしまったので、星は3つの中立ということで。
やはり出雲王朝は存在しないようだ ★★★☆☆
子供のころ読んだ日本神話の記憶が朧げに残っている程度の私にとって、本書は少々荷が重い。ある程度の予備知識を得た上で読んだ方が良いだろう。しかしそれでも読んでいるうちに、『古事記』『日本書紀』『出雲国風土記』での記述の違いなどを通して、当時のことがある程度見えてくる。そして、本書を読む限りおいては「出雲王朝は存在しない」と言う結論になる。
出雲神話成立にはどんな歴史的、政治的要因があったか。 ★★★★★
 出雲神話は謎が多いとされる。たとえば『古事記』『日本書紀』と『出雲国風土記』とを読み比べてみる。すると『出雲国風土記』がより素朴で土着的なのに対し、『記紀』の政治色の強さは明らか。どちらが出雲神話の「虚像」で、どれが「実像」なのか。なにより、『記紀』出雲神話で有名な話が『出雲国風土記』に登場しないのはなぜか。

 スサノオ、オオクニヌシだけでなく、出雲国造家と畿内政権との関係、国譲り神話はどう形成されたか、出雲土着の神々など、出雲神話について多角的に論じた1冊。

 中公新書の松前健著『日本の神々』とともにオススメ。