10分でわかる貿易実務の流れ~プレゼン原稿とナレーション原稿~10分で読めるシリーズ
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さっと読めるミニ書籍です(文章量9,000文字以上 10,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の18ページ程度)
【書籍説明】
「Tさんにお願いがあります」
「何でしょうか?」
「月に一度の全社員向けの朝礼です。次回は海外部門の番ですが、総務部門から『貿易実務の流れ』を説明してほしいと言われています」
「130人全員の前で?」
「そうです」
「目的は何でしょうか?」
「目的は全社員の貿易に対する意識向上です。機械関連メーカーの当社の輸出比率はずっと10%で、海外部門の3人は増えていません」
「そうですね」
「社長は、工場内部にいると、どうしても目が内向きになり、もう少し世界の動きに興味を持ち意識を高めないといけない、と言っています」
「そうかもしれません」
「それと若い社員に海外の仕事に興味を持ってほしい。財務部門や管理部門でも貿易の知識は必要です」
「そうですね。で、この『貿易実務の流れ』をTさんとBさんのお2人にお願いしたいのです」
「えっー!できるかな。何を準備すればよいでしょうか」
「前面の大スクリーンに映すプレゼンテーション原稿と、それを説明するナレーション原稿を準備いただきたいのです」
「なんとかやってみます」
【目次】
1.営業の4つの流れ
2.国内営業の流れ
3.輸出業務の流れ
4.輸入業務の流れ
5.国内取引と大きくちがう貿易業務の4つの知識分野
6.国内取引と大きくちがう貿易取引の4つのリスク
7.貿易に必要なルールと法律
8.インコタームズ
9.契約成立のメカニズムとオファーの種類
10.ウィーン売買条約 (CISG)
11.輸出貿易管理令
12.特定原産地証明書
13.信用状統一規則 (UCP600)
14.クイズで覚える貿易実務
【著者紹介】
姉崎慶三郎(アネザキケイザブロウ)
群馬県出身。元商社勤務。海外駐在員経験2回。長年の海外ビジネス経験を生かして、
当時合格率8.4%で、日本全国で400名もいない超難関貿易資格「ジェトロ認定貿易アドバイザー」を一浪して取得。
現在は、台湾企業顧問、ジェトロ認定貿易アドバイザー、クラウドワーカー、電子書籍ライター。
ペンネームは英語教師だった祖父の名前。