第1章でポイントとなる解説は済ませて、
第2章以降に、テクニックなど応用を解説されてます。

表紙のようなスケッチやリアルなものもあり、
石膏像（足・トルソなど）にも軽く触れています。
モチーフは基本的な箱・円筒から、
ランプや子供、ビルなども扱っておられます。

できるなら、構図の取り方を深く突っ込んで欲しかった。

さりげなく指示されているコメントにも、
メッセージがちゃんと込められています。
味わえると、とてもためになります。
描くことは「表現する意図を忘れない」ことです。
（「絵」とは描き手の「意図の塊」ですから）

西丸氏を尊敬している身としては、
この本はとてもうれしい。