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フィッシュ!おかわり―オフィスをもっとぴちぴちにする3つの秘訣

価格: ¥1,365
カテゴリ: 単行本
ブランド: 早川書房
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   何かを変えよう、新しいことに挑戦しようと決心したにも関わらず、その新鮮な気持ちはどこへやら…。そんな経験は、だれにでも覚えがあるはずだ。著者のひとりスティーヴン・C・ランディンは、本書の冒頭で、「ほんとうの変化を望んでいるのなら、その変化が続くようにすべきである」と述べている。特に、複数の人間が関わる職場改善の持続においては、「昔のやり方に戻ろうとする引力」は大きい。

   本書の舞台であるグッド・サマリタン病院6階の病棟も、前著『フィッシュ!──鮮度100%ぴちぴちオフィスのつくり方』で紹介されたパイク・プレイス魚市場の事例を参考に、職場の雰囲気改善に成功していた。しかし、今や改善に一丸となっていたころの活気は失われつつあり、当時の活気を知らない新人に至っては、転属を願い出る始末。そんな病棟の雰囲気に悩むリーダーを救ったのは、マンハッタンで有名な、行列の出来る寿司屋だった。

   魚市場に寿司屋と、オフィス改善の先導役として思いつかないようなところからヒントを得るのは、一連の「フィッシュ!」シリーズのユニークなところである。しかし、本書で提示されている3つの秘訣は、オフィスはもちろんのこと、趣味のサークルや地域の自治会など、どんな集団であっても応用可能だ。

   個人のプライベート上での事件や、事情を知らない人の編入など、集団の活気をそぐ理由は枚挙にいとまがない。そこをどう乗り越えていくべきか? チームリーダー的な存在を任されている人に読んでほしい本である。(朝倉真弓)

始めることとより、継続することの方が難しい ★★★★★
この本は、実在するシアトルの魚市場、パイク・プレイスで実現している、職場活性化の知恵をまとめた「フィッシュ」シリーズの第3作目である。

職場を活性化するために「何かを始めること」は、ある意味簡単である。実際には、活性化された職場を実現することはとてもエネルギーの要ることで、これを成功している職場は必ずしも多くない。しかし、それでも、変化を望むエネルギーに満ちているために、始めることは、それを維持することよりは簡単だと言える。

本書では、活性化された職場をもつ総合病院がマンネリ化し活動が形骸化してきたのを、マンハッタンのレストラン激戦区で4年間行列が絶えない寿司屋を参考に、ピチピチオフィスの鮮度を落とさない秘訣を学び実践して行く様子を描いたものである。

本書によると、その秘訣は次の3つである。
見つける。
実現する。
コーチする。

説明を加えると、
「見つける」とは、組織のビジョンを実現するための、自分の“何か”=自分のビジョン、を見つけることである。この“何か”を、会話を通して見つけることで、ビジョンを継続させることが出来る。
「実現する」とは、自分の“何か”を実現するためのチャンス(=ビジョンチャンス)を活かすこと、つまり行動することである。
「コーチする」とは、ビジョン実現のために、あらゆるものについて、お互いをコーチングすることである。



本書を読み終えてみると、この病院に転勤してきた、カタブツ上司のミス・スカルペルがとても重要な役周りを演じていたことが分かり、面白い。

フィッシュ!―鮮度100%ぴちぴちオフィスのつくり方
フィッシュ! 実践篇 ― ぴちぴちオフィスの成功例一挙公開

「フィッシュ!」に込められた意味とは? ★★☆☆☆
→いわゆる「改善本」のジャンルです
 「フィッシュ!」「フィッシュ!実践編」に続く三部作の三部目

→ある病院の看護師(女性)の物語を通じて、改善に重要な
 「見つける」「実現する」「コーチする」の3つを
 教えてくれています

→ただし、一作目・二作目を読んでいない読者には
 その教えが理解しずらいと思います
 前半の「まどろっこしさ」と後半の「唐突さ」も
 違和感を覚えるのではないでしょうか
 3人の著者が章ごとに別々に書いたのでは?
 と疑いたくなるほどです..

→もしかしたら、本の題名に共通な“フィッシュ!”には
 「新鮮である」「すぐに調理(改善)にしなければならない」
 という意味が込められているのかもしれません..
 しかし、一作目と二作目を読んでいない私には
 この本から、「生臭さ」と「扱いにくさ」しか
 感じることができませんでした..
優良な人の考えを盗めます! ★★★★★
売れている店ってなんでこんなに売れているんだろう?
って思うじゃないですか?
そのノウハウがこの本で出てくる寿司バーの経営者から
読み取ることができます。
そこで気が付くことは、
他とは違うサービスって?
その実践!
そして、その考えに共感して仲間(社員)も実践し、
さらに応用してどんどんよくなっていく。
まさにプラススパイラル!!
いままでにない考え方もいっぱいあるのですが、
考え方がすっと入ってくる。
いろいろな示唆が含まれているそんな本です。
まずは行動! ★★★★★
フィッシュ・シリーズ第3弾の本書。
今回のテーマは、活気を長持ちさせる極意。

会社や事業を起こす場合、難しいのはそれを始めることよりも、
続けることだと言います。

今回の舞台は、前作で登場した、生まれ変わった総合病院の現場。
主人公は、最近職場の雰囲気がぱっとしないことに不安を抱えています。

その主人公を救ったのが、マンハッタンのレストラン激戦区にありながら、
4年間も行列が絶えない寿司屋。
彼女はそこで、活気を長持ちさせる極意を知るのです。

前作同様、本自体は薄くて読みやすい。
ただし、そこに書かれている内容は、一見ありふれたものでありながら、
とても大切なものです。

色々な不備が目に付いたり不満があっても、日常の業務に追われると
事態の改善にはなかなか重い腰が上がらないのは人の常。
でも、ぐちぐち言ってたら状況は何も改善しません。
まずは、本書の主人公達のように、まず「行動」することが大切なのでしょう。
本書のメッセージはその辺りにあると思います。

日々の仕事に疲れている人を前向きな気持ちにしてくれる一冊です。

コーチングの概念が良かったです ★★★★☆
~どうやって変化を継続していくか、ピチピチしたオフィスを継続していくかが今回のテーマ。テーマの選び方がいいなあと感じました。人生の中で起こってくるさまざまなことを乗り越えて変化を続けていく、物語の後半には悲劇もあり、それさえも乗り越える、その方法が記されています。
~~
この物語のようには現実にはいかないかもしれない。でも、取り組んでみる価値はあると感じました。特に、コーチングはなるほどと思いました。この考え方は好きだなあ。~