全体的にスッキリとしている感じです。
レビュー記事の台数も少なめにしている良いですね。
メーカーの訪問記事もうれしいですね。
この手のムック本にありがちなゴチャゴチャと雑多な詰め込みましたという感じがしないのも好感が持てます。
アパレル関係の記事に期待していたのですがこちらもあっさりしているので・・・
ただ、安価な雑貨自転車？？の記事は商品名、販売店もほぼ明かしているのでこれはNGじゃないでしょうか、
自転車業界人が縄張り荒らしを叩いている様に見えなくも無いですし。

　これからミニベロを買おうと思っている人や最近買った人、特に自転車に趣味性やファッション性を求めている人には面白い本だと思います。

　載っているミニベロの車種は結構少なめです。
　ですが車種別のレビュー記事は多めです。
　実際に乗って走っている写真も多く、見ていてミニベロに乗りたくなりますねｗ
　簡単な手入れの仕方やカスタムの提案、ミニベロに似合うアパレルの提案もされていて面白いです。
　写真もページのデザインも良く読みやすい点も印象が良いです。

　また、ミニベロで有名なメーカーへの取材記事を37ページも割いて載せているのですが、これがなかなか良かった。
　実際に自分が乗っているミニベロはこういう所で作られているのかと思うと感慨深いとともに『ミニベロを本気で作っているのだ』というメーカーの気概が感じられて嬉しかった。
　「しょせん自転車」とか「たかがミニベロ」なんて思っているメーカーばかりだったら昨今のミニベロ人気は無かったでしょう。
　この取材記事からそういったものを感じられました。

　しばらく本棚に残しておきたい一冊ですね。

最近、安価でアルミフレーム、６段変速、タイヤ２０インチ折りたたみ自転車を購入したので、お勉強がてらに、この本を購入しました。

内容を見て驚いたのが、乗っている自転車の価格が半端じゃない５万円〜１５万円もする物ばかりが紹介されている。ま、これ自体は問題無いが、６０と６１ページに１万円〜３万円前後の自転車が紹介されているが、欠陥的な商品をワザワザ紹介をされている。他に良い物はいっぱいあるにも掛からず理解できない！
ぶっちゃけ、タイトルの『街乗りバイブル』と書かれているが、これを見てどう乗ればよいか？これを見て解る事は『自転車は高額な物を利用し自慢する物』としか理解できなかった。

活用方法もほとんど書かれておらず、グッズも高額で格好だけの実用性に乏しい物ばかり、自分にあった自転車の選び方もわからない本です。

競技用でない小型自転車に何を求めるのか疑問を感じます。泥除けも無い自転車で服が汚れるのも平気のようだし、買い物しても荷物も載せる事が出来ない！一般人が乗っている普通の自転車の有効性を証明する内容にしか感じなかった。この本で学べる事は何も無かったです。