●本書の内容
　『絞り優先でカメラ操作は自由自在！　Nikon Df 脱・初心者マニュアル』は、せっかく購入したデジタル一眼レフ、Nikon Df （以下、Df ）の性能を引き出すために最低限必要になるカメラの基本操作をまとめたものです。カメラのしくみや基礎理論は省
き、本書では実際に撮影で役に立つ基本操作の解説のみに絞って、写真とメニュー画面を多用して解説を行っていきます。また「よくわからずにいじって、元に戻せなくなるのが怖い」という多くの初心者ユーザーの声に応えて、購入時の初期状態に戻す方法から解説しているのも本書の特徴です。せっかく買ったカメラの能力を活かすために、多くのプロも愛用する絞り優先AE での撮影に挑戦していきましょう。本書の読んでいただくことでデジタルカメラの基本的な操作を理解し、より撮影を楽しんでいただくことができれば幸いです。

●本書の目次
ぼろフォト解決シリーズ060
絞り優先でカメラ操作は自由自在！　Nikon Df 脱・初心者マニュアル
−Contents−
■絞り優先での撮影にチャレンジしよう！
004　いつでも購入時の状態にカメラリセットを覚える
006　プログラムモードをやめて「絞り優先オート」を使う
008　インフォ画面を使いこなそう
010　ぶれやピンぼけを防ぐカメラの構え方を知る
012　ライブビューでのカメラの構え方を知る
014　よけいなぶれを起こさないシャッターボタンの押し方
016　被写体ごとに2 つのピント合わせを使いわける
017　フォーカスモードの違いを理解しておきたい
018　ファインダー撮影で動かないものに合焦させる
020　ライブビュー撮影で動かないものに合焦させる
022　動いているものにピントを合わせる方法
024　ファインダーで人物にピントを合わせる方法
026　ライブビューで人物にピントを合わせる方法
028　写真の明るさをコントロールする
030　連続撮影で確実なシャッターチャンスを！
032 ISO 感度について理解しておくこと
034　ホワイトバランスで色をコントロールする
036　ピクチャーコントロールを使ってみよう
038　画像の大きさと画質を理解しよう
040　ぼけのコントロールに挑戦してみよう
041　絞りの操作方法をマスターしよう
042　レンズの明るさでのぼけの変化を理解する
043　レンズ焦点距離でのぼけの変化を理解する
044　撮影距離でのぼけの変化を理解する
045　被写体と背景の距離でのぼけの変化を理解する
046　絞りレンズF 値でシャッター速度を調整する
048　非Ai 方式レンズで絞り優先オートを使う
050　撮影を終えて

●著者略歴
写真家・秋山薫
1973 年生まれ。鉄道に興味があって写真を始め、いつのまにかカメラ・写真好きに。専攻はロシア芸術史。単焦点レンズと一眼レフが好きなのに、ソビエトカメラも好き。月刊カメラ誌編集部、季刊カメラ誌編集長を経験。編集者・写真家として活動しつつ、現在は私鉄沿線情報誌編集部に勤務。

※本書は2ページ見開き写真が多数掲載されています。そのため、画面の向きロックは解除して、横向きの見開き表示でご覧いただくことをおすすめします。