うーん、うまそうだ。食べたい…本当に食べたい(切実)
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著者のエッセイ「散歩のとき何か食べたくなって」「食卓の情景」「食卓のつぶやき」に登場する、横浜、名古屋、奈良、信州、富山の店とその料理を写真入りで照会した本。と言ってもただ料理の写真が載っているだけではない。写真とともにその店が登場しているエッセイの文章が転載されているのである。著者の食のエッセイのファン(自分)にとってはたまらない本である。
著者には他にも「むかしの味」「よい匂いのする一夜」等の食のエッセイがあるが、このシリーズにも東京、大阪、京都の店や宿、そしてその料理を紹介した『東京のうまいもの』『京都・大阪のうまいもの』『よい匂いのする一夜』という作品がある。
10年以上前に買った本だが今でも飽きることなく、時折、読んだり眺めたりして腹をすかせている。