牛群検定とは、月に1度、牛1頭ごとに乳量、乳成分、繁殖、濃厚飼料等の各データを、検定員が搾乳に立会して収集し、家畜改良事業団で情報の分析・加工を行い、農家に フィードバックする事業です。

我が国では昭和50年2月に開始されて以来40年も継続している酪農の生産基盤を担う欠かすことの出来ない事業になっています。


本書は全国酪農協会が発行する全酪新報に連載した「牛群検定ワンポイントレッスン」を加筆・再編したものです。

本書は検定成績表の見本を中心としたワンポイントずつを解説し、本書全体を通して読まなくともよいように使い易く編集されています。

みなさんが気になるところから、ページをめくっていきましょう。

そして、みなさんの牛群が健康で活気にあふれた高能力牛群となるように、検定成績表の活用を一層進めていただきたいと思います。

●A4判サイズ・全160ページ

●著者紹介
相原 光夫(あいはら みつお)
一般社団法人 家畜改良事業団 情報分析センター 次長
昭和37年宮城県に生まれる
東北大学農学部畜産学科卒業
昭和60年(一社)家畜改良事業団入
平成25年より現職 乳用牛群検定全国協議会(兼)