英語学習を一通り終え、今度は中国語に挑戦です。40代後半で始めましたが、やればやるほど語学は面白い。
この本は中国語の持つ細やかな文法を教えてくれます。中国出張時に習得した言い回しで話すといつそんなにうまくなったのと一目置かれる存在になりました。自信を持って正しい中国語を使えば、会話は広がります。それが語学習得の早道だと思います。

３月に中国語の勉強を始めたのですが、文法の概要が知りたくて本屋で探していた時、
コンパクトなこの本に出会いました。受け身や完了形、S+V+Oなどの文の構造が、適切
な文例で解説されていて、理解しやすいと思いました。ところで、難しい言語を学ぶ時
は、やる気を維持するのが大事ですね。
本書には、著者も「北京に初めて行った時、全然聞き取れなかった」という、ご自身の
体験とか、「文法のルールとともに一つ一つの単語＝言葉をよく知ることが大事」とか、
「もともと中国語は日本語に比べて文が短いので、思い切ってどんどん話すのが大事で
す」など、本書のいたるところに、学習者を励ますことばがちりばめられています。
実際、語学の勉強には、いろんな人の学習上の経験を知る必要がありますね。とても勉
学の意欲がでてきます。こうした意味でも、ぜひ本書を、学習を初めてから１−２ヶ月
経った学生諸君に、薦めたいと思いました。

大学で講師をされている方が書いた本だけあってわかりやすい構成になっています。
例文で正しいのはどれでしょう？　って感じで。
正解、不正解を求めるよりもどうして間違えやすいのか、間違えるのかが丁寧に書かれています。
この本は中国語を勉強され始めた方より、中級レベルとでも言うのでしょうか多少作文をされ始めた方にお勧めです。