訪日旅行の新たなスタイル 小型クルーズ船の魅力 通訳ガイドが見たインバウンドの現場
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内容紹介
「小型クルーズ船が地方のインバウンドを変える!」
小型クルーズ船の魅力、それは小さな港に停泊できること。これは立地が不便で外国人を呼べなかった地方都市に訪れたチャンスです。通訳ガイドとしてクルーズ船に乗船している著者が小型クルーズ船をあらゆる角度から幅広く紹介します。
目次
はじめに
第1章 クルーズ業界の現状
第2章 クルーズ船の種類
1.大型客船
2.小型客船
①日本に寄港する小型客船紹介
②カボタージュ規制とは
第3章 船旅の魅力
1.ホテルが動く
2.船上からの景色
3.バスや鉄道では行きづらい地方の観光地を訪れられる
4.豪華な食事を楽しめる(選べるコース料理)
第4章 船旅のデメリット
1.船酔いしやすい人には不向きかも
2.天候によっては抜港も
3.ゴムボートで上陸することも
第5章 クルーズ船生活の一日
1.乗船日
2.観光の日
第6章 船内施設
1.レストラン
2.ラウンジ
3.オープンデッキ
4.図書コーナー
5.エクササイズルーム
6.プール
7.医務室
第7章 船内イベント
1.文化や自然に関するレクチャー
2.折紙教室
3.料理教室
4.ダンスパーティー
5.操舵室見学
6.エクササイズ
7.日本食の試食会
第8章 地方都市の客船呼び込み合戦
1.歓迎イベント
2.パンフレットや名産品の配布
3.シャトルバスサービス
4.特別イベントの実施
5.解決しなければならない問題も
第9章 クルーズ客船の乗組員
1.運航部門、サービス部門、観光部門
2.乗組員の勤務体系
3.乗組員の休日
4.乗組員の恋愛事情
第10章 どうしたら仕事としてクルーズ船に乗れるのか
1.仕事で乗船する楽しさ
2.仕事として乗船するための4つの方法
①添乗員として乗船
②通訳ガイドとして乗船
③クルーズ船の会社で働く
④専門職として乗船
おわりに
著者紹介
島崎秀定
1963年東京生まれ。高校時代にアメリカ・オレゴン州の高校へ1年留学。慶應大学経済学部卒業後、経営コンサルティング会社を経て、伊豆ガラスと工芸美術館にて副館長を務める。1998年、フランス・ソルボンヌ大学パリ文明講座にて1年学ぶ。帰国後、ニッコウトラベルにて海外旅行の企画・添乗(添乗日数約500日)などを経験し、2009年末より通訳ガイドとして活動(2015年の年間稼働日数は220日)。また、スポーツイベントなどの通訳も務める。
資格:通訳案内士(英語。1993年取得)、英検1級、仏検2級、博物館学芸員、総合旅行業務取扱管理者、一級小型船舶操縦士、クルーズ・コンサルタント、調理師など多岐にわたる。
著書:「通訳ガイドというおしごと」(アルク)、 「誰にでもできるおもてなしの英語」(講談社)
ホームページ:Let’s Travel in Japan (http://www.ltij.net/)