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四輪駆動を考える 3: 専門誌編集者によるオフロード四駆についての考察

価格: ¥0
カテゴリ: Kindle版
ブランド: 石川雄一
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 この本は1990年から2008年にかけて出版されていた四駆専門季刊誌クロスカントリービークル(CCV)の巻頭コラムとして書かれたエッセイから厳選したもので、2冊の内の後篇となります。内容はオフロード四駆が中心ではあっても自動車全般から社会問題までと広く長さもマチマチです。文字数が多いために二冊としました。当時の挿絵もほぼそのままに添えました。書名に2 3とあるのは「四輪駆動を考える」という単行本も25年ほど前に出したことがあり、内容としては引き継ぐものだからです。
 文字数が多いために前編を「四輪駆動を考える 2」としてこの後編を「四輪駆動を考える 3」としました。それでも約12.4万字と21点の挿絵・写真となっています。挿絵・写真は掲載されている記事の内容と関連しているとは限りません。
ある程度はテーマ別に編集しようかとおもいましたが10数年間もの掲載期間から掲載時期順にしました。年数を経てしまった記事もあり筆者の思い入れの強い面もあるかと思います。挙句に筆者は美文で飾る器用さに欠けるために読みにくいかと思います。しかし内容はあると自負いたしますのでお付き合いください。
 「四輪駆動を考える」は印刷物であったので絶版になって久しいのですが再版を求める声も聞かれます。そんな経験もこのコラム集を弊社が制作している電子書籍のシリーズに加えることとしました。これなら、在庫切れも絶版もありません。

 CCV(クロスカントリービークル)関連の電子書籍は主にメカニズムがユニークなオフロード四駆について解説した資料性のある本と車全般についてのエッセイの本です。いずれもベースとなっているのは1990年から2008年にかけて出版された四輪駆動専門季刊誌CCVです。四駆の愛好家と言っても様々ですが私が興味があるのは機能を重視している反面装飾性の少ない四駆です。よって、あまり車の構造やオフロード走行に関心が無い方には偏った内容で面白くないかも知れません。amazon.co.jpで「石川雄一」を検索し著者ページをご覧になってください。あるいはWikipediaにも「CCV」という項目がありますので検索してみてください。 CCVは1冊1800~2000円という価格でしたが自動車専門誌としては異例にも広告掲載料に依存しない姿勢でした。ですから内容は正確であり実際にオフロードで走らせての内容でしたので読者さんには支持されました。筆者はもともと物書きなどではなく機械好き・オフロード好きから間違って出版・執筆を始めてしまい、それを35年以上やって来ました。内容は正確だと自負していますが美文を書くのは極めて不得意です。また自分の考えを通すために商売としての出版は下手でしたのでアチコチに気を遣った内容にはなっていません。本来正しい事を伝えるべき出版が拝金主義やビジュアル優先で歪んでしまうのは根本的に間違いだと私は 思っています。
 電子化では本の体裁もいろいろと試しましたが電子書籍では読者さんが読むのに使う機材がスマートフォンからタブレットPCと様々なので凝ったレイアウトをやっても無駄だと判断して文章と画像を並べただけのプレーンなものにしました。表紙も店頭で目立たせる必要も無いのでこれでいいかと思います。文字や写真も拡大・縮小が可能なフォーマットにはしてあります。
 CCVのバックナンバーは弊社で在庫して通信販売を行っています。しかしCCV15以前は絶版ですし残っている号も少なくなっています。 弊社の在庫に対してのお問い合わせの多くは特定の四駆にご興味があって、その記事を求められる方です。専門誌1冊丸々が欲しいのではなく1件の記事だけの需要です。しかし、その記事だけをコピーして郵送することは版元であった大日本絵画さんの著作権の侵害になります。そこで記事を電子化しながら再編集してご提供させていただこうと思いました。過去の記事がベースのものは文章を現時点に合うように最小限の書き換えも行っています。写真もオリジナルがフィルムであったものをデジタル化したものもありますがCCVの記事ではモノクロだったものがカラーになっているものもあります。ということで私たちのように狭小な分野の情報を頒布させていただくには電子化しか方法はありません。このことから価格は低めに設定しています。ご興味を持たれた方はどうぞお読みください。また紹介する四駆の中には古いもの、軍用などで一般的ではないものもあり日本ではあまり知られていないものもあります。そのような紙の出版では扱われる可能性の低い車両についての情報を廉価かつ継続的に提供するのはこの分野の車両の産業機械としての文化を将来に向けて継承させるために意義あることではないかと思っています。