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日本列島再改造(案) (なんとなくなシンクタンク)

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カテゴリ: Kindle版
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あえて細かく書かずにザックリにします。なぜかというと、細かく書くとそれに囚われてしまう人が多いからです。これからのことです。未来のことです。尚更、柔軟に発想してもらい、地域に見合う地方再生をみなさんで考えて欲しいのです。地元のことは地元の人で考えなくてはいけません。そこで暮らすのですからね。一つの提案として書きます。
田中角栄氏が提唱した「日本列島改造論」の中でも今でも建設がされている新幹線について書いていきたいと思います。
「日本列島改造論」には賛否両論あります。高速道路や本州四国連絡橋等の高速道路網、新幹線の高速交通網で日本各地を結ぶ。地方の工業化を促進。これにより、地方の過疎と都会の過密の問題、公害の問題を同時に解決する政策。電力事業では、火力発電から原子力発電への転換についても言及している。
筆者がこの政策の中で一番の失敗だと考えているのは、地方の工業化です。既存工業の地方分散でしかないのです。当時は既に、欧米では内陸型先端技術が主流に向かう途中の段階でした。この頃のアメリカではAI(人工知能)の基礎となるプログラムが開発された頃でもあり、VRのヘッドマウントディスプレイの原型が開発された頃です。その頃に日本は既存の工業の分散化を考えていたのです。アメリカは集約化している頃でもあるのに。また、アメリカ企業も人件費の安い国への生産拠点の移動も行われていました。日本もアメリカメーカーからの受注を得て、製品を製造して、アメリカへ輸出していました。このことから考えても、日本が世界の工場である賞味期限は見えていました。
田中政権が終了しても、その流れは止まらず、地方に使われない工業団地が乱立したままです。田中角栄氏の全盛期の頃でさえも時代遅れの政策だったのに、それを推し進めてしまいました。一方、高速道路や新幹線に対して筆者は、一定の評価をしています。

この本の中では、取り急ぎ再改造に必要な、働き方改革、最低賃金、水道民営化、国民健康保険、教育制度や子育て、そして新幹線について書いていきます。

そして、巻末に付録として、在日米軍、日本に核兵器は持ち込まれているのか、オスプレイ、沖縄県名護市長選挙について残しておきます。

最低賃金については少し書きましたが、雇用に関しては、kindleにある「このままで日本は大丈夫なのか?俺でもわかる政治と経済」に書いてあります。併せて読んで頂ければと思います。

これは個人的な意見です。この本に安易に賛同されては困ります。なぜなら、日本には1700を超える自治体があります。その中にも様々な地域があります。それだけの問題があります。それに対しての意見があるはずです。無くてはいけません。そこに暮らす人が、地元をどうしたいのか?を考える必要があります。この本をキッカケにして、考えてもらえれば幸いです。