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最後のテロリスト〈2〉鼓動 (二見シャレード文庫)

価格: ¥580
カテゴリ: 文庫
ブランド: 二見書房
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賞賛!!! ★★★★★
谷崎さんが、こんな物語もかけるとは正直すっごく意外でした。だって、いい人も、気の優しい人もでてこない! ヤクザもんの、どっか壊れた人たちの、どこか殺伐とした話です。でもこれが、超いろっぽくて、超ドキドキして、めちゃくちゃ完成度が高い!!!! BL界にこんな力のある人がいてくれて本当によかった。「最後のテロリスト1」もいいなぁ、と思ったけど、この巻はそれ以上です!! 一巻から気になっていた蓮の言動が、怖いんだけど目が離せません。自己破壊的な彼が今後どんな人生を歩んでしていくのか、彼に人生といえるほど長いものが待ち受けているのか、怖いもの見たさで、いっぱいです。
相変わらず ハード!です ★★★★★
関西を離れ、東京で「真面目な大学生」として退屈な日々を送る蓮が、興味を持つような話を耳にする。
なぞの人物「錬金術師」しかし、噂や憶測だけで、相手は全く姿を見せない。
その人物を捕らえる為に、画策し、徐々に追い詰めていく蓮はまさしく腹を空かせたハンターだ。
そして遂に、その張り巡らされた罠にセキは堕ちるが、こちらもなかなかどうして、弱音をはかない。
だが、ただ奪うだけでなく、蓮はやがて征服欲と独占欲をセキに対して持ち始めます。
スリリングな駆け引きと、どんどん広がる伏線と・・・。
巨大な勢力が危うい均衡を保つ中で、ラストには衝撃!の出来事がおきる。
是非、1から順に読んでください。
氷の炎持つ男蓮と、彼に愛される「セキ」! ★★★★★
ついに「ラステロ」も2巻…あと一冊で終わりともなると寂しい限りですが、
怒濤の展開にそんな憂鬱も忘れかけます。

1巻は「太陽」の男・威士が主役で、彼が小学生の頃から大人を翻弄し大規模な裏犯罪に手を染めていた
「月」のような若き暗殺者蓮と義理の兄弟になる出会いの物語。
威士には京都大学院生の凪という年上女房のような恋人が現れ、蓮は東京の大学生として
謎の警視庁幹部の家庭の息子としてまた養子入り。今回はそんな蓮の東京でのエピソード。

おそらく息子を殺したであろう異常な義母と共に暮らし、彼女の時々の凶行にも平然としている蓮だったが、
何も無い生活に息づまりを感じつつあった。
そんな時、ヤクとヤクザには絶対に関わらないというカリスマ的故買屋「セキ」の名前を聞く。

膨大な金を動かし「錬金術師」とまでよばれる「セキ」…かつて自身もそう呼ばれた蓮は
興味を覚え、鬼才的頭脳戦でついに誰も見た事のないセキと対面!
一目で「俺のモノにしたい」「何もかも奪い尽くして支配したい」という、生まれて始めての執着と
異様な独占欲に支配される。

「セキ」を隠れ家で追いつめ肉体を好き放題に甘く味わった蓮はセキの本名を知る。
「石橋真冬」…それは蓮が一言で彼に相応しいと感じる美しい彼に似合う名前だった。

また「セキ」こと真冬も蓮に好き放題に翻弄されつつ何故か彼との繋がりを解けない。
真冬にのめり込む蓮だったが、彼に中国行きの話が上から下る。
「一緒に来ないか」という一言は、真冬には届かなかった…。

いやもう…1巻から蓮の卓越した犯罪者としての非凡さというか恐怖的な天才性は
描かれていましたが、ここまでくると蓮にとっては自分自身の人生さえも
ゲームの一端でしかないのではないかと思います。
彼は威士のように「宿命の愛」に安らぎなど求めない。憎悪と支配と勝ち負けが
実感出来れば幸福なんです。それが文章からひたひたと伝わった来て震撼しました。

中国で負傷した蓮、そして威士と蓮を唯一畏怖させていた氷川伯父の訃報…。
セキは果たして大陸へ飛ぶのか!?
次は「セキ」こと蓮が世界で唯一心を奪われた真冬の物語。もう6月まで待てません!!!
カバー絵のブルーを背景にして不敵に微笑む蓮も最高。シバタさんのイラストが憎いほど合ってます。