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自らの身は顧みず

価格: ¥1,470
カテゴリ: 単行本
ブランド: ワック
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元・航空幕僚長が熱く訴えた外交・軍事政策の真実と問題 ★★★★★
 かつて、「日本は悪くない」という内容の懸賞論文を出したことがきっかけとなって、航空幕僚長の職を解かれてしまった田母神さん。この本は、その田母神さん本人が、問題となった論文の真相と、その騒動によって分かった日本の外交・軍事政策の問題点を明かすものであるが、実際にこれを読んでみると、日本の外交・軍事政策が問題だらけであることがすぐに分かる。
 特に、田母神さんが国会に参考人招致された時の描写はリアルと言える。実際に、田母神さんは国会で論文の意図などをはっきりと明かそうとしたのだが、肝心の政治家やメディアは、彼の考えに全く耳を傾けようとしないどころか、「持論の展開ばかりしている」と言って、これを封じ込めようとしていた。そして、挙句の果ては「彼のような考えを持つ人を排除せよ!」とまで言う始末である。
 そこで田母神さんは、代わりにこの本を緊急出版することで対応したわけであるが、確かに田母神さんの言う通り、日本と言う国は全く自虐的な歴史認識が棄て切れていない。だから、それを考えると、日本の外交・軍事政策の問題点を包み隠さず述べた田母神さんの勇気は、凄いものだと思う。

 なお、私が外交・軍事政策に関する本を読むのはこれが初めてであるが、いずれにしろ日本の場合は、いつまでも自虐的な歴史認識が棄てられないせいで、弱腰外交が続いていると言える。だから、そんな状況を変えるためにも、この本はいつまでも読み継がれて欲しいと思う。
この考えの何がいけないのか ★★★★★
「日本はいい国だった」
この考えを否定する人の気が知れない
歴史認識の基本書 ★★★★★
国防、外交問題を考える上で知っておくべき最低限の知識が得られます。ここから出発すれば、基本を外すことなく正しい判断をすることができるのではないでしょうか。『田母神塾』も合わせて読むことをお薦めします。
巻末付録が重宝。基本の一冊。 ★★★★☆
 退官後、ひっぱりだこの人気評論家になられた田母神閣下の記念すべき一冊目の著書である。支持するにせよ、批判するにせよ、まず本書を読んでから始めるべきではなかろうか。

 《巻末付録》として、村山談話、河野談話、解任の理由となった懸賞論文「日本は侵略国家であったのか」、自衛隊退職にあたっての所感(記者会見)、参院外交防衛委員会での答弁が収録されていて、大変便利。

 これ一冊あれば、田母神問題について論じる基礎ができよう。

 ただ文筆家としての田母神氏は、論理の整合性や、情報の正確さにおいて、どうも頼りない面があり、彼の歴史認識も、これまで何冊も読んできた渡部昇一氏の意見と殆ど変わるところの無いものであった。ちょと感情に流れやすい面も目に付く。

 「日本はいい国だ」と言って解任されるなら、「日本は悪い国だ」と信じる者を自衛隊幹部に就けろというのか?と、彼は何度も本書で問うているが、これは歪んだ論理である。恐らく政府の認識は「日本がいい国か悪い国かどうかについての価値判断=歴史認識は公的な場では発言しないタイプの人間が自衛隊幹部に就くべき」というものだろう。
田母神氏を防衛大臣にしてください。 ★★★★★
本を読んでいて日本の政府に対して非常にイライラしました。
何を考えて政治家やってるのでしょうか?
解任された原因の「日本は侵略国家だったのか」という論文も載っていますが、
正論を言って解任されるのは共産主義国家と同じです。
自衛官には言論の自由がないのか?
政治家は誰も文民統制の意味が分かっていない。
彼を批判するのであれば、まず論文を読んで欲しい。