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座して平和は守れず―田母神式リアル国防論

価格: ¥1,000
カテゴリ: 単行本
ブランド: 幻冬舎
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国防論としておもしろい ★★★★☆
著者の出身が出身だけに、自衛隊という組織に関する曖昧さへの指摘、
具体的な軍備を引き合いに出した国防論についてのリアルさはさすがという気がする。
現場の第一線で指揮官をやってきた人の意見だけに、今まで知らなかった情報(ニュークリア・シェアリングシステムなど)もあり、
今後自衛隊や、国防について考える上で、ほかの情報と付き合わせてみるときの参考になる。
論文問題で辞めさせられたことに関する不満が文章の端々に出てくるのが、正直な人だなぁと
感じられほほえましい。

内容に関しては、あくまで個人的な感覚として、全体で納得4割、疑問6割。
一番納得度が高いのは、現行の国防のままでは問題があり、平和はボーッとしているだけでは
手に入らないものであるという点と、軍事力も一つの外交カードであるという点。

疑問が多いのは、論拠の示し方については弱い部分も多いから。
特に後半の侵略戦争に関する部分の論拠の示し方が弱い。
主張を示す際に、AでないからBという論拠の示し方が多かったので。

Aでないと示すことと、Bであるということを示すのは同じでは無いので、
そこは注意して冷静に読む必要がある。
著者がここに示していることだけでは、日本は侵略国家ではなかったと
主張するには根拠が薄弱であると思う。

とは言うものの、本書全般を通じて今まで議論すること自体タブーとされてきたテーマが
書かれているので、そういったテーマに物議を醸すという点で評価できる。
平和ボケ=大ボケ ★★★★★
憲法9条、文民統制、マスコミ、北朝鮮の問題の数々について、非常に現実的な考察がなされています。

ちょっと過激な内容もあるけれど、これが危機意識ってものなんでしょう。
だいたい、東シナ海を勝手に採掘されても、竹島を乗っ取られても、対馬を買収されても、すぐ近くで核実験されても、真上をミサイル飛ばされても、ろくに歯向かいもしない国。
攻め込まれても大人しくしてる気か!?と言われて、うぅ・・・否定できかねます。

文章は丁寧で読みやすく、平和ボケした日本人(私)の、国防意識の啓発に貴重な1冊と思います。
あ、言い直します。平和ボケ政治家の方々にも貴重な1冊と思います。
独立していない日本 ★★★★★
初めて田母神俊雄さんの本を読みました。
かなり共感することが有り、自衛隊のトップで国防に長年携わっていただけあって、他の本では突っ込んでいない国防の大切さ、その方法など細かく書いてあり、とても理解しやすかったです。


それにともない、日本の欠点も書いてあり、日本は独立国の様に見えるがそうではなく、アメリカに寄りかかっているだけ。
韓国、中国は日本が甘くて弱い国だとちゃんと見抜いて、多くの要求を日本に突きつけてくる。
もっと日本は精神的に強くなり、発言し、そして自分の足で歩むべきだ。


簡潔に略すと、このようなことを伝えたいんだと思いますし、私はそう感じました。

前に、世間で物議をかもし出した田母神論文も、おそらく、ほとんど内容は同じだと思います。

田母神さんが、この内容の論文を発表した直後に、バッシングした多くのマスコミ、航空幕僚長の任を解いた政府の行動が私は理解出来ません。
最上段の正論 ★★★★★
田母神さんの講演を先日拝聴しましたが、
この本に書かれている事をお話してくださいました。

要約すれば、対話とは「対等な立場でなければ成立しない」というお話。
正論も正論です。本当に説得力のある論理的な文章です。
本当に揺るぎの無い、確固した信念で他国と同等の日本の武装論を説いている。
言われれば誰もが納得するでしょう。
対等な立場でなければ誰も相手の発言など真に受けませんから。
これは一般生活の対人関係にも言えることでもあります。

生理的にこの著者が嫌いなお方も是非一読して、是非論破を試みてください。
感情論ではなく、この正論を論破できなければ
あなたの考え自体、机上の空論にしか過ぎないのです。
世界は腹黒く、皆自己チューなり ★★★★★
外交とは世界の国々と仲良くする事に非ず、いかにして自国に有利な条件を他国に呑ませ、国益を守るか、その駆け引きのことである。駆け引きの道具のひとつが軍事力であり、有効な道具とするためにもきちんとした軍事力の整備や高い国防意識を持たなければならない。筆者の主張したいことはこれであろう。至極当然の主張である。もっとタフに、したたかに世界と渡り合わなければ。TVで田母神氏を◯ホと言った(ホントに言った!)政府の御用軍事評論家が、軍事オタク大臣と共著で本を出したが、どちらがア◯に思えるか、読み比べて見るのも一興かも。ねっ、小川和久さん。あ、言っちゃったよ(^^;)