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ウィーン 小さな街物語

価格: ¥1,680
カテゴリ: 単行本
ブランド: JTBパブリッシング
Amazon.co.jpで確認
想いを膨らませる良書 ★★★★☆
 ウィーン在住経験者によるウィーンの街歩き案内。
オペラ座に始まり、ケルントナー通り、ホイレゲ
(ウィーン風居酒屋)、シェーンブルン宮殿等々……
という訳で、定番観光地を押さえた内容となって
おります。

 『歩き方』と違うのは、在住者の視点で編まれた
本なので、情報がより詳細・裏話的なものが満載な
点です。加えて図版が豊富!カラー写真満載。
(料理や菓子類がカラーなのはポイント高)

 文章の巧さも手伝って、訪れたことのある人は
思い出が想起され、そうでない人は彼の地への
旅情をかき立てられる出来となっております。

 一日二日しか滞在できないパックツアーを利用して
ウィーンに行かれる方には向いてませんが、一週間
程度(若しくはそれ以上)を利用して、訪れる方
にはお薦めの一冊です。

 『歩き方』と『ウィーン旅の雑学ノート』を
メインに、そしてこの本を副読本に使うとより
街歩きが楽しくなると思われますよ。

附:但しデータ部分は必要最小限(住所とURLのみ)
  となっております。
振袖で舞踏会。 ★★★★☆
 ウィーン在住の日本人夫妻が書かれたものなので、単なる観光案内に終わらないウィーンの魅力を知ることができます。地下鉄や市電一つとっても、子供やペットを連れた人に対する細かい配慮があり、作者夫妻が、ウィーンに惚れ込んだ理由が分かるような気がします。ザッハートルテを筆頭に、お菓子、コーヒー、アルコール、ウィーン料理のあれこれ、オペラ座の舞踏会、ウィーン少年合唱団、ウィーンフィル、皇后エリザベートと定番もありますが、小澤征爾氏にまつわる逸話をいろいろ読め、氏の気さくな人柄に触れたようで嬉しく思いました。美術関連では、美術史美術館などはさらりとしているものの、国営質店のドロテウムが穴場だったり、新しいレジャースポットとして、ドナウ川の中洲に出来たウィーン子に人気のドナウインゼルを紹介しているのが良かったと思います。