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食糧格差社会 始まった「争奪戦」と爆食する世界

価格: ¥1,680
カテゴリ: 単行本
ブランド: ビジネス社
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:茅野信行/著 出版社名:ビジネス社 発行年月:2009年12月 関連キーワード:シヨクリヨウ カクサ シヤカイ ハジマツタ ソウダツセン ト バクシヨク スル セカイ しよくりよう かくさ しやかい はじまつた そうだつせん と ばくしよく する せかい、 ビジネスシヤ ビジネスシヤ 7152 びじねすしや びじねすしや 7152、 ビジネスシヤ ビジネスシヤ 7152 びじねすしや びじねすしや 7152 グローバルな農地買収合戦、穀物高騰を後押しするエタノール戦略の台頭、市場をかき回す投機マネー、流通業の劇的変化と規制撤廃、コメ安全保障の行方…食糧ビジネスの裏側を知り尽くすプロが解き明かす真実。 第1章 世界を襲った異常な穀物価格高騰第2章 企業環境の変化を知る五つの視点第3章 貿易自由化と関税の引き下げ第4章 穀物メジャーと国際穀物取引第5章 穀物輸出国と輸入国の攻防第6章 日本の農業の現況と農政がなすべきこと
10億人の餓えは? ★★☆☆☆
タイトルと内容が一致してない気がした。特に10億もいるといわれる飢餓の問題に全く触れられず格差社会もないもんだろう。この本は日本の日本だけの安全を考える餓えでは参考になるがグローバルな見方は出来ない。
穀物トレードのプロによる骨太な提言 ★★★★★
著者は永年、穀物貿易に携わってきた経験をもち、かつ、実家が農家で日本の農政にも問題意識が高い方。その立場と経験から、説得力のある骨太な提言を繰り広げます。いわゆる「食糧本」は数多く読んできましたが、久しぶりのヒット作です。食糧危機を不必要にあおるものが多いなかにあって、非常に前向きで積極的な主張をしており好感がもてました。
近年の穀物価格上昇や企業環境の変化に触れたうえで、世界の穀物取引の実態や問題点、日本の農政の課題や食糧確保の方策など、自説を展開していきます。
穀物取引に関する主張においては、その底流に流れているのは、市場に委ねることが大原則であるという自由貿易主義。作れなかったら安定的に買う手段を考えよ、という割り切った考えは賛否あろうかと思いますが、私は共感します。
また、日本の農業に関しては、「自給率向上」を無意味な施策と喝破し、生産コストの高い日本は、安定的な輸入と(主食穀物として)米の生産力維持に特化せよ、と説きます。さらに、農協についても極めて批判的に論じています。
論点が整理されているため、非常に読みやすい点も評価します。
ところで、このタイトル…著者の主張と真逆の「食糧危機あおり系」のように思いますが。編集者は本文を読んでいるのでしょうか?
食料問題を正視した良書です。 ★★★★★
食に関する書籍は数多い。消費者にとってみれば、毎日3度は直面する問題であるが、実はよく分かっていないので、そこをついて、不安を煽り立てる本を書けば結構売れる。良心的な科学ライターが、「体に良い食品」という書籍を出しても全然売れないが、同じ内容で「食べてはいけない」とするとよく売れるそうである。また、添加物の問題であるとか、食糧危機の問題であるとか、悪意はなくても、余りに微視的で全体が見えていない書籍がほとんどである。結果として、消費者は読めば読むほど、食料問題が分からなくなり、迷宮に迷い込む。本書は、このような状況の中で、一筋の光明である。われわれに食料問題をどう考えるべきか、俯瞰的な視野を与えてくれる。著者には、国内農業だから守ろうとか、海外から輸入されるから危険であるといったような先入観、偏見は一切無縁なようである。長年の経験と統計に基づいて、淡々と今後の食料問題について分析している。是非多くの方に読んでいただきたい。
現在の農業の国内外の事情が体系的にまとめられた貴重な本 ★★★★★
・国内と海外の事情を分隔てなく書いている(結構、このような本は少ない。海外に詳しい本は、国内の分析が乏しく、またはその逆の例が多い)。
・最近の状況まできちんとフォローされている。
・冷静に分析されている。
・日本の将来は、輸入の確保と自給率の向上という両面作戦しかない。
以上の点から、本書は現在の農業の国内外の事情が体系的にまとめられた貴重な本だと思います。
「穀物市場の仕組みがわかる!」 第一人者茅野氏が分析! ★★★★★
 茅野信行氏は長年穀物の輸出業務に携わられ現在は国学院大学で教鞭と取られている穀物市場における日本の第一人者である。本書では、戦後の食物が不足した時代から現在の一応国民が皆食生活を満たせるようになるまでの背景をわかりやすく分析されている。
 農業についてのドラッカーの見方、天候問題等を取り上げており興味深い。また一時投機によって乱高下した穀物市場についてその原因を「市場メカニズム」と「生産性」と分析されており日本での米先物取引市場を提案されている。
 この著書では穀物市場の本質を深く掘り下げておられるが、他の石油、金、不動産、為替等の市場と連動しているとも言えるので、経済全般についての価格メカニズムを知るヒントにもなりえよう。
 穀物市場に精通した茅野氏の著書をしっかり読む事で深い洞察力が得られる良書である。