インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

宇宙大戦争 [DVD]

価格: ¥5,040
カテゴリ: DVD
ブランド: 東宝
Amazon.co.jpで確認
   東宝お得意の特撮映画、その代表作の1本。宇宙人ナタールが地球を植民地にすべく侵略活動を開始。冷却線を武器にする彼らに対して、地球科学者たちのグループは熱戦砲を開発。宇宙ロケット・スピップ号に搭載して、ナタールの基地があると思われる月面へと出撃する。
   特殊撮影=円谷英二、音楽=伊福部昭、そして監督=本多猪四郎。東宝特撮の黄金時代を支えた名トリオによる、目を見張る映像と胸躍る音楽のつるべ打ち。とりわけ宇宙空間を舞台にした、地球側ロケットとナタールの円盤群との決戦は、合成技術と操演技術が一体化した、SF映画史に残る名シーン。本作が公開された1959年12月の、二か月前にはソ連による月ロケット第一号が打ち上げられるという、まさしく宇宙開発競争の幕開けと共に誕生した和製SF映画。(斉藤守彦)
1959年ですぜ ★★★★☆
 昭和少年の夢である、宇宙ステーション、宇宙戦闘機、月探検車といったアイテムてんこ盛りで、是非ロードショーで見たかったなーと思います。
 ステーション、SPIPの中なんかも良く練られてますね。元祖スターウォーズ&ID4といった感じです。「宇宙戦争」にインスパイヤされてるとのことですが、US映画には超兵器って概念があんましありませんから、その点では東宝エライって感じです。人物描写は抑え気味ですが、それもこのシリーズでは納得です。全地球の危機に、ラブロマンスや家族愛なんぞは要らんのである。
 残念なところは、マーカライトなんかの超兵器の出番がなく、空戦シーンもカット割りが今風から見ると雑ってところですかね。(東映系のワンパターンなのもアレですが、、、) あとは最終決戦の決着、あそこだけはちょっとね、、、オレならボス戦、特攻で締めるけどな(そんじゃID4だっつうの)
 地球防衛軍続編ということですが、あちらより影が薄いのはその辺が原因か?にしても、基本ってことで合わせて見ておきましょう。損はしません。なにせ1959年!!それが何よりすごいことです。
充実したエンターテイメント映画! ★★★★★
確かに、古い部分はあるが、それは特撮ではなく、戦後から高度成長時代へ移行しつつあった当時の日本の状況であったりする(もちろん、映画は当時の未来…1965年の物語であるが、その描き方を通して1959年の「時代」が読み取れる)。
 特撮は、今見ても十分に鑑賞に堪え得る。現在の特撮技術と比べて云々は、絵の迫力を感じ取ることができればどうでもいい。
 科学設定も思ったよりしっかりしており、戦闘シーンも見応えおおあり。一分たりとも手を抜いていない91分。エンターテイメントとして充実している。伊福部昭さんの音楽も絶好調! 
 宇宙人が侵略してきて地球が防衛という図式は、この映画に限らず多い。「謎の円盤UFO」というテレビシリーズ、ずっと後年になるがアメリカの「ID4」。日英米の国民性が、そして時代が見えてくる。
空想科学映画のはこういうものなのです ★★★★☆
スターウォーズでお馴染みの「ぐもぉぉぉん」とカメラが宇宙船をなめるアングルでさえもう古くなった昨今、円谷特撮のお家芸である吊りのミニチュア空中戦の素晴らしさに暫し酔いしれる事でしょう。また円谷英二の遺伝子を引き継ぐ僕ら日本人とって、機体やパラボラから発射される線画合成の光線が画面狭しと駆け回るのを観るだけで心の高揚を押さえきれなくなります。宇宙ステーションやナタール星人、スピップ号や敵円盤等の秀逸なデザインは渡辺明や小松崎茂をはじめとする美術マンの卓越したイマジネーションの賜物です。池辺良と安西郷子の淡いラブロマンスはご愛嬌。ある日突然宇宙人が地球を侵略してきたら・・・『宇宙大戦争』はスタッフ全てのSF的空想を具体化した『地球防衛軍』に勝るとも劣らない傑作です。
ある意味パイオニア ★★★★☆
東宝特撮映画が、今まさに全盛期たらんとする時期の映画。

真っ向勝負のストーリーと、日本映画としては初めて本格的なロケット
の惑星(月)着陸を描いたり、おそらく世界初の真正面から描かれた
宇宙空間での円盤・ロケットの戦闘シーン等、記憶に留めるべき注目点
が結構ぎっしり。半ば特攻隊的ではあるが、宇宙空間でロケットと円盤
がすれ違いながら光線打ちまくるシーンは今観ても結構興奮モノです。

後半は映像的にややエイヤッ、な感じも見受けられますが、そこは
伊福部マーチに乗って気にせず突っ走ろう!

ちなみに出演者の土屋嘉男さんが、月面での歩き方で「フワフワした
感じで歩くべきだ!」と主張し、他の共演者と少し揉めた、なんて
心温まる(?)エピソードもございます。流石インテリSF好きの
土屋氏、先見の明がございました。

ともかく、製作された時代を考えてみても、当時の東宝スタッフの
意気込み&実力が十分窺える作品。お奨めです。

忘れられないど迫力、ヒロインもよかった ★★★★★
遊星人が地球を攻撃。地球も負けてはおれぬと敵の月面基地に先制攻
撃。敵の総攻撃を遅らせておいて、熱戦放射ネットワークと戦闘ロケ
ット部隊で迎撃決戦態勢を構築。科学者も軍人も一丸となって(むし
ろ科学者が軍人を率先しているかな)戦う・・・。
理屈よりも面白さに徹底して特撮の見せ場たっぷり。月面の戦闘シー
ンは伊福部昭のBGM(これを聴くだけでもストレス解消)とマッチ
して宇宙人と地球人の撃ち合う光線熱線入り乱れる「ど迫力」もの。
今回発売のDVDでやっとこれがワイドスクリーンで見られる。
なお、ディスクにはヒロインを演じた安西郷子の美しい宇宙服姿が
写っている。三橋達也夫人でもあった彼女は2002年に逝ったが、ひそ
やかな哀悼だろう。1959年当時も茶髪が似合った美人。彼女と主演の
池部良のラブシーンもこの映画を大人が見ても楽しいものにしてくれ
ている。