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工作員なのかな？
では薬も使わずに病気が治るなら、なぜ治療法は浸透しないのでしょう？
それはインチキだから
ググってもトンデモ医者と出てきます

本書で一切マクロビオティックという単語を使っていないが、どうみてもこれは
マクロビ。著者の名前で検索してみるとやはりマクロビを元にして独自の理論を
発展させているようだ。

陰陽を使っていないこと、土日だけに絞っていること、と考えると多くの人が
取り入れやすい。また東洋医学的な単語を消して、西洋医学の医者が書いている、という
段階でアンチ東洋医学の人にも受け入れやすいのかもしれない。

しかし、普通の「栄養学の本」として読み進んでいたとしたら　突然の
「食材のもつ気や宇宙のエネルギー」「穀菜食をしていればたばこの有害性も
見事に消されてしまう」などの発言（マクロビの発想だと思われる）にまちがいなく
面食らうことでしょう。唐突すぎます。

マクロと一言も書かずにここまでの話を自分の持論のように書くのはどうなのでしょうか。
別にマクロは嫌いではありませんが、こういう書き方をすると「トンデモなのかな」と
感じてしまいました。せっかくお医者さんなのだから、もう少し科学的、もしくは
経験的でもいいので、納得させるような内容をつけてくれたらなぁと思います。
わかりやすいけれども先ほどのたばこの害の部分が納得できないので☆3つにします。

今の大抵の「お薬」は時間稼ぎをするだけ（利子がついて返ってくる）で、根本治癒にはならない。現代の人々が大いに恐怖しているものが慢性病・・・慢性病というのは突然出てくるのではなく、日々の生活からコツコツ作られるもの｡だからこの解決もやはり地道にコツコツやるのが筋だろう｡それを一般人は案外薬で直ぐ治そうとする｡その考えがそもそも病の元になるのであろう｡それはさておき、病というのは薬で治るものではない｡いや、正確に言うと薬の意味が違う｡何をもって良い薬、良くない薬とするのか・・・というところから考え直さなくてはいけないだろう｡いわゆる今流行りの「お薬」は、言ってしまえば「単なる時間稼ぎ」であり、良くなったように見えてもそれは一時でしかなく、根本から体質改善しなければまた再発し、下手すればもっと悪くなる｡しかも副作用の恐れが十分にあるから、副作用が副作用を呼び、人々は病気なのか副作用なのかも分からず治療に明け暮れる事になる・・・それを予防したければ森下さんの本を読んでみるとよいでしょう｡

目的別にポイントを押さえているので、処方箋的な使い方がよいのではと思います。自分の体調不良は、何が原因なのか？パラパラと本をめくりながら、これ！と思ったものから始められる、お気軽でおすすめの一冊です。
前半のレシピ集は、とてもシンプルなので初めての方でも簡単に作れると思います。また、それを基本に後半の解説文でアレンジを加えるのもよいです。

レシピの内容はシンプルかつストレート。調味料を駆使した、力でねじ伏せるような料理ではないので、厳選した上質の材料で作ることがおいしく作るポイントだと思います。

今まで健康関係の書籍や情報番組などを『全く』見たことのない方に
オススメです。
健康診断でちょっと引っかかったけど、何から始めたらいいか、
『全く』分からないというような方にもいいでしょう。

前半は、土日に体内リセットのための30弱のレシピが
掲載されています。
後半は週末医食についての「処方箋」というべき中身が優しく丁寧に
解説してあります。
あっという間に読めて、価格から見ても物足りないと
思う人もいるかも……