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チャンピオンズリーグ決勝 バルサ対マンU 「世界最高の一戦」を読み解く (光文社新書)

価格: ¥861
カテゴリ: 新書
ブランド: 光文社
Amazon.co.jpで確認
偏った内容です ★☆☆☆☆
欧州サッカーに洗脳されている人が読んだら楽しいかもしれません。
内容は4231とかぶる部分が多く、著者&出版社の手抜き。
目の肥えたサッカーファンなら誰しも気付く箇所を仰々しく語る著者。
構成も幼稚で、私は面白く感じませんでした。
バルサvsマンUからワールドカップを帰納 ★★★★☆
「4−2−3−1」の杉山茂樹が去年のチャンピオンズリーグ
決勝、FCバルセロナvsマンチェスター・ユナイテッドという
「世界最高の一戦」を題材に、勝つための戦術分析を
描いた一作。

南アのワールドカップへ向かうヨハネスへのフライトで読み始め
ましたが、結局は帰りのフライトで読み終えました。

他の著作とも共通して、俯瞰で眺めろ、サイドを
いかに制するかという視点にてオリンピコの
試合を分析する。
メッシとクリロナはなぜセンターフォワードとして
起用されたのか、途中交代がどういう効果を生んだのか。

ワールドカップイヤーの上梓なので、ワールドカップの
予想へも帰納。
日本代表の戦い方へも論を広げています。
出版されたのが3月で、あとがきを書いたのが
東アジア選手権の翌日ということですから、
岡田ジャパンに対する記述がけちょんけちょんに
なっています。
最終予選のウズベク戦あたりを題材に右サイドハーフの
俊輔の駄目だしをしているのは「決定力不足」と同様。
サイドバックの長友がエースキラーの名を得て
評価を上げてきているのはしてやったりって
とこなんでしょうか。

そして、「今日」はいよいよデンマーク戦。
ベントナーをいかに抑えるかですね。

言っていることは、焼き増し感も否めませんが、
今読むならば、面白い本です。

http://teddy.blog.so-net.ne.jp/2010-06-24
バルサファンとして痛快 ★★★★★
バルサ対マンU戦のドキュメントタッチで著作しているこの本はバルサファンとして痛快でした。昨年のヨーロッパ・チャンピオンズ・リーグ決勝でバルサの監督グアルディオラが「アンリ・メッシ・エトー」の布陣になぜしたか、分った。エトーはリーグ戦、その他の試合ではセンター・フォワードだった。そのエトーをこの決勝に限って右サイドに回った。彼は攻撃力が目立つが守備も一生懸命行う真面目な選手。
その彼の守備でマンUの左サイドバックのエブラの上がりを抑えた。
またバルサの1点目と2点目はマンUのC.ロナウドが守備の態勢に入るのが遅れてしまった。まんまとグアルディオラの作戦が嵌った。
エトーは今シーズンインテルに移ってそのバルサを破った。古巣相手に錦を飾られてしまった。やはり守備で抑えられてしまったのだろう。
私は第2戦(バルサホーム)を生放送で見たが、エトーの動きがゴールに向いていなった。調子が悪いのかと思っていたが、守備をやっていたのだろう。
日本代表はこの6月にそのエトーがいるカメルーンと試合をしなければならない。
エトーの動きに注目したい。それが世界水準のサッカーなのだから。
最後になったが、バルサファンは読むべきである。
世界最高峰の戦いから見えてくる戦術トレンド ★★★☆☆
2009年5月27日、72698人を収容できるイタリア・ローマのスタディオ・オリンピコで行われた、欧州ナンバーワンのサッカークラブチーム決定戦、UEFAチャンピオンズリーグ2008-09決勝を追ったドキュメントです。
「世界最高の一戦を読み解く」という副題のとおり、この試合の布陣や選手の動きを細かく分析した戦術解説書としての性格も色濃く持っています。記述はこの試合だけでなく、過去のチャンピオンズリーグの様々な名勝負と日本代表チームの試合分析、そして杉山氏が考える、サムライブルーがとるべき戦略にも及んでいきます。

作者の杉山氏は、チャンピオンズリーグの密度に比べれば、4年に一度のワールドカップは「ウスい」と言い切ります。しかしだからこそ、日本という弱者が戦略次第ではジャイアント・キリングを起こす可能性が秘められているのだと論を展開しています。

サッカーを布陣から見ることを説いて人気を呼んだ、同じ作者の著書「4−2−3−1」ほどの密度は、残念ながらありません。バルセロナとマンチェスター・ユナイテッドの決勝戦の記述に、様々な過去の試合やその分析がやや散漫に挟まれていて、作者の主張が薄らいでしまったような読後感があります。
2010FIFAワールドカップ・南アフリカ大会にあわせ、恐らくは出版側からの要請で、大会前における岡田ジャパンの書くに忍びない戦いぶりに関しての記述を無理やりたくさん押し込んだのでは、と邪推してしまいます。その後日本代表は南アフリカW杯で決勝トーナメントに進出する快挙こそ果たしましたが、いっそ日本代表についての記述は申し訳程度にしておいたほうが、統一感のある構成になったのではないでしょうか。

「4−2−3−1」には☆4つをつけさせていただきましたが、今回は構成で減点し、☆3つ。しかし、戦術・監督力に視線を据えて現代サッカーを斬るジャーナリストとして、杉山氏にはこれからも大いに暴れていただきたいと期待しています。
自分の知らなかったことが書かれているので ★★★★★
自分の知らなかったことが書かれているので読んで損はしませんでした。

例えば、日本人のチャンピオンズリーグでの成績は、中村が2、小野伸二が2、稲本が1とのこと。
しかし、タイトル通り、チャンピオンズリーグの決勝にもっと集中して表現してほしかった。
バルサとマンUのチャンピオンズリーグ以前の背景を含めて書くのなら納得できる。

日本のサッカーについての記載があるが、これはいらないと思った。