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坂本龍馬を斬った男 (新人物文庫 い 3-1)

価格: ¥700
カテゴリ: 文庫
ブランド: 新人物往来社
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:今井 幸彦 出版社名:新人物往来社 シリーズ名:新人物文庫 い-3-1 発行年月:2009年12月 関連キーワード:サカモト リヨウマ オ キツタ オトコ バクシン イマイ ノブオ ノ シヨウゲン シンジンブツ ブンコ イ-3-1 さかもと りようま お きつた おとこ ばくしん いまい のぶお の しようげん しんじんぶつ ぶんこ い-3-1、 シンジンブツオウライシヤ 3306 しんじんぶつおうらいしや 3306、 シンジンブツオウライシヤ 3306 しんじんぶつおうらいしや 3306 坂本龍馬を襲撃した刺客の一人である幕臣・今井信郎の数奇なる生涯を、その孫である著者が家に伝わる史料を駆使して描く一冊。
壮絶としかいいようがない ★★★★☆
初めに、本書は龍馬殺害の謎解き物ではありません。

幕末の戦いにおいて常に最前線で戦った衝鋒隊について、
副隊長で祖父でもある今井信郎の遺稿を中心に著者がまとめられたものです。

その中で一つのエピソードとして龍馬殺害の顛末が書かれています。

いわゆる藩という枠組みを超え、傭兵部隊として各地を転戦した衝鋒隊。
何度も壊滅寸前に追いやられながらも復活して官軍に抵抗し、
五稜郭まで流れっていく過程が、今井副隊長の肉声として語られているような
気がします。

司馬遼太郎「峠」では、傍若無人ぶりだけが際立つ衝鋒隊ですが、
最後まで戦い抜く姿に印象を変えざるを得ません。
幕臣としての意地だったのでしょうか。

月並みですが感動しました。