Newton 富士山
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この電子書籍は,科学雑誌『Newton』2013年8月号に掲載された特集記事の電子版です。同じ号に掲載された他の記事は含まれません。記述は掲載時の情報にもとづいたものです。一部画像の削除等,紙版とは異なる場合があります。大きいサイズのカラーディスプレイをもつ端末でお楽しみください。この電子書籍は紙版と同一のレイアウトで固定されており,テキスト検索や辞書機能,ハイライトなどの機能は使用できません。端末を横向きにすると見開きページとして表示されます。
<本特集記事の内容>
2013年6月22日,ユネスコは,富士山とそれに関連する文化財群を世界文化遺産として登録した。
日本の象徴ともいえる富士山。この富士山は,高さ,そして山体の大きさという両面において日本最大の活火山である。一方で,富士山はここ10万年という短い期間で現在の大きさにまで急成長した若い火山でもある。富士山はどのようにしてできたのだろうか?
その答えは,富士山がそびえ立つ場所にかくされていた。富士山がある場所は,プレートが3枚も重なりあっているという,世界でもめずらしい地域なのである。そして,このめずらしい特徴がゆえに,富士山は日本で最も高い山となったのだ。
本特集では,富士山が見せるさまざまな美しい表情とともに,富士山の成り立ちから今後の富士山噴火に向けた対策,そして富士山研究者がお勧めするイチ押しスポットまでくわしく解説する。
監修:小山真人 静岡大学 防災総合センター教授
2013年8月号に掲載されたPart 1(写真でめぐる富士山)およびPart 4の写真ページは電子版には含まれません。総ページ数:20ページ