環境エネルギー革命は日本のチャンス!
★★★★★
この本は、ITは「省エネ社会」ではなく、「増エネ社会」という、一見逆説的な主張から始まります。
第3次産業革命(デジタル情報革命)は、IT機器によるエネルギー消費を増加させ、この課題を乗り越えるために、第4次産業革命(環境エネルギー革命)が起こったのは必然的なことであり、日本は電気自動車、太陽光発電など技術面でいいポジションにあると述べられています。興味深い内容展開になっています。
技術で勝ってもビジネスで負ける今の日本。政府はもっとこの高い技術力をバックアップしなければいけないと、この本を読んで感じました。
「一番じゃなきゃダメなんですか?」の発言だけで有名になった某女史にも是非とも読んで欲しい一冊です。