タイトルと中身が異なる
★★☆☆☆
バンザイシリーズは良かったのですが、本書は期待はずれでした。
そんな税理士は替えなさい。これはわかります。
しかし、どうしたらいいのか。
という事に答えはありません。
税理士なんて誰でも同じ。
ということなのです。
しいていえば、自分でやりなさい。
ほら赤字なら申告はこんなに簡単です!
書き方を学ぶなら、他に本はありそうです。
税理士は、伸びる税理士事務所のつくり方といった本を読んで
日夜勉強しているのだな。と思っていました。税理士には、
国内経済の活性化など、様々な意味で期待していたのですが、
うーん、こんなものなのか。現実は厳しいのだなと感じました。
とはいえ組合の決算時には、税理士(公認会計士かな)に
会いますが、すごくよく知っていますし、丁寧に教えてくれます。
著者が言うような人ばかりではないとは思います。(祈りますかな)
これが税理士の実体?
★★★☆☆
読むと税理士という事業が割といい加減なものなのかよくわかる。
規制に守られ、理解不能な複雑なツギハギだらけの税法に守られてきたこの業界は、銀行員として社会人の在り方を知っている著者からすると、おかしな業界なのでしょう。
単なる一職員である担当者が、社長に会社が潰れますよと言っても問題にならないばかりか、社長のほうが驚くとは・・・
一般の企業の感覚でいうと、商品の数%しか仕入れていない仕入れ先の営業マンが、社長にアポを取ってこのままでは潰れますよと暴言を吐くみたいなものですか。
普通なら機嫌を損ねて取引停止、おまけに業界に噂を流されて信用ががた落ちになるはず
若い頃から、勉強一筋又は、他人の税金で喰ってきた連中は社会人の常識に欠けているのでしょう。
読み切ったら、著者の主張する「税理士は誰でも良い」の理由が納得する内容です。
何かの掲示板で誇らしげに自称税理士が「うちの事務所では服装をきちんとして、印象の良い職員を雇っている」とか書いていた真の理由がこの本でわかりました。
まさか、職員の容姿に暗黙の了解で指名制があるとは! 一部の経営者のみであることを願います。